災いの向こうに希望がみえてくる本
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誰も障害者にはなりたくないし、9年も病院生活を続けたく等ない。でも、この本は若い時にふり起こった災いを嘆き悲しむことだけで終わらない。災いからも新しい希望と夢と人生の目的が生まれる事実が正直に、謙虚さと感謝を持って綴られている。「病気やけがは、本来、幸不幸の性格はもっていないんではないだろうか。病気やけがに、不幸という性格をもたせてしまうのは、人の先入観や生きる姿勢のあり方ではないだろうか。」と書かてれいるが、どんな状況に置かれても、決して希望を失ってはならない。災いが起きても、不幸と決めつけてはならない。なぜなら幸か不幸かを決めるのは、私たちの考え方次第であって、回りの状況によるのではないというメッセージが伝わってくる、大変勇気を与えられる著書。
詩画集
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星野富弘さんの詩は、けして、ぼやきではないのです。
希望を与え、照らしていられるのです。
暖かな絵と詩
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スポーツ中の不慮の事故で首から下が動かなくなってしまった星野さんが、口を使って描いた絵と詩の本です。
普通ならば自分の不幸を嘆き、ふてくされてしまってもおかしくないのに、今あるものに感謝し、誠実に生きる姿に心を揺り動かされます。
人を包み込むような暖かな絵と、ほとばしる言葉・・・。
素晴らしい1冊です。
泣けました、そして生きる勇気をいただきました
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健康な中学教師が事故で体が動かなくなったあと、お母さんと一緒に生きることへの壮絶な闘いが始まる。そして、口に絵筆をくわえて描く素晴らしい絵と言葉。泣きながら、そして勇気を与えられます。いい本です。
すばらしい本です
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私はキリスト教主義の大学を、卒業しました。ノンクリスチャンであり、在学中も、卒業してからも、キリスト教というと、親しみはもてるものの、バタ臭くて、多かれ少なかれ違和感があり、洗礼を受けることに躊躇を感じていました。本書を読んで、洗礼を受けようと、素直に決意し、昨年、卒業して20年くらいを経て、洗礼を受けました。読む度に、深く心に語りかけられ、思いを新たに、深くすることができるように思います。何より、素直な気持ちで向かい合うことができます。