言葉は言霊(ことだま)
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この本の帯にあった「過去の苦しみが後になって楽しく思い出せるように、人の心には仕掛けがしてあるようです。」という星野富弘さんの言葉。心にしみる珠玉の言葉集にまとめられています。
1冊目の詩画集の頃には、生きることに文字通り命がけで向かっている姿を感じました。それがやがて年月を経て、ユーモアという余裕が生まれ、「生かされている不思議な恵み」が読者である私たちにも伝わってきます。
言葉は言霊。ほんとうのやさしさは、強さに変わるのだと思わせてくれるおすすめの1冊です。