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債券王ビル・グロース 常勝の投資哲学

価格: ¥204
カテゴリ: 単行本
ブランド: 東洋経済新報社
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ギャンブル性の容認 ★★★☆☆
ギャンブルで学費を稼ぎ出し、株式運用者になるまでの繋ぎとして債券運用者をやるつもりでいたという異色な人。トータルリターンで物事を考えているとても理性的な人でした。

 投資とギャンブルの共通点と違いを自分の中で明確にし線引きした上で運用を行う。投資と投機、毛嫌いをせずに両面のチャンスから利益を生み出すグロース氏に感銘を受けました。(投資70%投機30%前後)

ps 正直、債券について静かなイメージがあったので、これほど目まぐるしく動く金融商品とは思っていませんでした。株式より購入も管理も容易な反面、分析は株式以上に難易度が高いものだと気付かされました。
 但し、無理して性格の違う債券を組み合わせてカバーしようとするのは私には向いてなさそうです。私の場合はあくまで、国家・経済圏別に分けた資産分散、保全の意味合いで活用するのがベストだと。(AAAの債券に)

pss 債券について全く知識がなかったせいか、正直全体的に分かりづらかったです。特に著者が信奉者なせいか、ひいきしすぎているような印象を正直持ってしまいました。(とても素晴らしい方ですが)本題だけ知りたいのであれば、第8〜9章あたりから読めば事足りてしまうかも知れません。
著者の哲学 ★★★☆☆
前半はビル・グロースについての伝記的な部分で
ほとんど債券のアクティブ運用の実際には触れられず人柄や生い立ちなどが中心。
中ごろにリバモア、バルーク、モルガンの伝記を挟み、
後半の実際の債券投資の戦略についてはほとんど著者の考えだけで書いてある。
著者自身金融ジャーナリストでありピムコに取材した結果編み出した方法なのではあるが、
ビル・グロースの肉声(たとえばリンチの株で勝つのような)がほとんどないのはややがっかり。
また債券になじみのない読者にはちょっと難しいと思う。
グリーンスパンよりも信頼できる人物 ★★★★★
最も米国経済を知る人物として、アラン・グリーンスパンFRB議長の名前を挙げる人が多いであろう。しかし、小生は迷わずビル・グロス氏の名前を挙げる。グリーンスパンFRB議長とビル・グロス氏の意見が相違する場合には、ビル・グロス氏を信頼している。ビル・グロス氏は、2004年6月から始まった米国金融引き締めが、FF金利3.25~3.75%(2005年5月FOMC終了時点で3%)で終了すると予想している。2005年5月のFOMC声明文ではインフレ懸念を強める内容となっており、正しくグリーンスパン対ビル・グロスの様相となっている。
そのような彼の足跡について書かれた本である。多くの人が投資戦略を考える一助となるであろう。
デイトレーダーに捧ぐ ★★★★☆
株式ではなく、債券という一見長期的投資にみえる運用を軸に展開する本書は一読の価値あり。これまで債券で収益を大きく上げていく思想はなかたが、本書ではその概念が覆された。債券市場でアクティブ運用を行うという手法は実に斬新そのもの。