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サザンクロス (講談社文庫)

価格: ¥987
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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サザンクロス (講談社文庫) [文庫] [Aug 10, 1999] パトリシア・コーンウェル; 相原 真理子
サザンクロス (講談社文庫) [文庫] [Aug 10, 1999] パトリシア・コーンウェル; 相原 真理子
第2弾! ★★★★☆
ハマー・ウェスト・ブラジルの3人組のお話、第2弾です。

シャーロットからリッチモンドへ来た3人。
ブラジルとウェストは、なんだかイライラする関係ですね。

リッチモンドと言えば、検死官・スカーペッタ。
しかし、このシリーズ自体が、そんなに残忍なシーンがないので、
検死官が登場することもなく、科学捜査を駆使するわけでもなく、
スピンオフでもないので、彼女は登場しませんでした。
(ちょっとさびしい)

内容自体は、子供ギャングの話だけど、
犯罪面よりも、精神面を強調して書かれているので、
いつものコーンウェルの作品を読みなれている人にはつまらないかもしれない。

そして、めまぐるしく場面が変わる。
猫や犬までがそのストーリーの主人公になってしまう。
それらがすべてリレー制で、
例えば、知事が墓地の近くで警官(ブラジル)と少年を見たシーンの後は、
ブラジル(警官)に視点が切り替わり、黒塗りの車から飛び出してきた男性(知事)と会う…
と、流れがスピーディーで楽しめる。

ただ、欠点として、それぞれの人物にスポットが当たるため、
話自体がダラダラとしてしまい、
中心となっている軸が、どこかに行ってしまっていることがある。
というか、忘れていることがある。

サスペンスというジャンルではなく、本当に娯楽として楽しめるので、
前作同様、サスペンスを求める方は、期待して読まないことをオススメします。
米国の英語を満足に話せない人たちへの偏見を強く感じました。 ★★★★☆
映画『マグノリア』よりは格段によかったです。ストーリーがとびとびで、主人公は誰なの?!と気になる人には、読み進められないかもしれません。
動物の視点で見ているところは、とてもおもしろかったです。うちのコザクラインコもこんな風に考えているのかしら、と考えてしまいました。
ただ、アメリカにおける、英語を満足に話せない人たちへの偏見を強く感じたのは私だけでしょうか?
検屍官シリーズでは、『警告』ぐらいまでは繰り返し読んでいますが、それ以降はちょっとがっかり。いつか面白いのが出るのでは、と期待しています。『接触』がお気に入りです。
今までの作品と比べると.... ★★★☆☆
検死官シリーズのような内容を期待していたので、ちょっと意外なストーリー構成でした。 面白く読む本でしょう。 たぶん、人によって意見が分かれるところだと思います。 出てくる主人公たちは行動力があって魅力的なので、最後まで読めてしまいました。