静かで、熱い人から、学ぼう。
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レシャード・カレッドさんはアフガニスタン出身の日本人です。
この本は、レシャード・カレッドさんの故国、アフガニスタンについて教えてくれる本です。
アフガニスタンについて教えてくれる本ですが、レシャード・カレッドさんという人がどんな人かを、まず、教えてくれます。
読んだ人はきっと、このレシャード・カレッドさんの魅力の虜(とりこ)になるでしょう。
すると、レシャード・カレッドさんが教えてくれるアフガニスタンの歴史、そして現状が、ひと際、胸に迫ってくるのです。
同じことを学ぶにしても、はやり、誰から学ぶのかが、大切な問題です。
この本が、改めて教えてくれました。
レシャード・カレッドさんは、たぶん、静かだけれど、底が熱い人だと思います。
アフガニスタンに関して、ある程度、知っておかなければならないという事情があったので、たまたまこの本を手にしました。
今後、アフガニスタンに関する本を何冊も読んでいくことになるでしょうが、この本が最初の1冊であったという偶然に、感謝します。
ただ読んでいるだけでなくて、何かしなければならない、居ても立っても居られない気持ちになってきます。
アフガニスタンの現状を簡潔に記載
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カンダハールご出身のレシャード先生の眼から見たアフガニスタンとはどのようなものなのだろうか、日本で生まれ育った自分にはわからない視点を学んでみたいという気持ちから本書を手に取りました。アフガニスタンの近代史が簡潔に書かれていること、またアフガニスタン(カンダハール)の現状がどのようなものであるかを理解するのにとても役立ちました。著者の志と行動力にも感銘しました。
アフガニスタンの今
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筆者一人で、ボランティア活動でパキスタン アフガニスタンで
無料で診察していたのが、支援者が増えカレーズの会という組織
ができていきました。
治安が悪くて、ボランティア活動も制限されているようですが
活動は広がっているようです。
本書はアフガニスタンの歴史や現在の様子も書かれています。
もともとアフガニスタンは緑が豊な国でした。
早く復興してほしいと思いました。