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学ぶこと思うこと (岩波ブックレット)

価格: ¥540
カテゴリ: 単行本
ブランド: 岩波書店
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沈黙は賛成と見なされます。 ★★★★★
カント「啓蒙とは何か」に啓蒙とは各人が自分の頭で考えるようにすること、との記述があります。本書はその発展形です。

ポイント:
・少数意見の存在を認めない社会は脆弱。
・当局はeuphemism(例:戦争→有事の言換え)を使う。
・治安維持法は大正デモクラシ真っ盛りの1925年に
 できた。すぐに使われたのではなく1930年代半ばから
 予防拘禁制と共に使われた。
・2002年に審議された自衛隊法改正は、政府が徴兵や
 土地・家屋接収を勝手にできるようにするための
 変更(従わないと逮捕される)
・沈黙は承認と見なされてしまう。
・今、軍備増強に反対しないならば、過去に遡って
 15年戦争や原爆投下の責任もその人にあることに
 なる。

少し昔に、安倍政権が遺した
・教育基本法変更(国歌・国旗の強制)
・防衛庁の省昇格
・憲法変更の容易化
で今後徐々に日本が自滅していく未来を予測しているようです。(結果として一部の人達が目先の利益を得るだけなのは歴史の示す所です)

日本文化の「皆で海の中へ行進して集団自殺する」習性を修正するには、加藤周一氏が行ったような絶え間ないパブリケーションやSocial Meida等による意見交換が大事だと思います。
学びて思わざればくらし ★★★★☆
02年6月に東京大学教養学部学生自治会が新歓企画で加藤周一を迎えて行った講演会の記録である。東大生を相手にしているためか、わりと堅苦しい話から始める。すなわち『学びて思わざればくらし、思いて学ばざればあやうし』これは『論語』の中の言葉である。更には『学ぶためには何が必要か』という話に発展させる。

しかし加藤が一般的な『学問の心得』の話で終らすはずが無い。それはつまり『学びて思わざればくらし』にも通じる。加藤は自分自身が持つ『問題意識』を学生にぶつける。「若者にも歴史に対する責任はあるか」「個人と組織の関係をどう考えるか」。

ここでは歴史的に見て現代日本を強烈に批判しています。若者一般に対する加藤の『願い』が色濃く出ているブックレットでした。