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Portrait in Jazz

価格: ¥1,678
カテゴリ: CD
ブランド: Riverside
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枯葉の演奏は実にすばらしい! ★★★★★
このCD「Portrait in Jazz」の中の1曲、Autumn Leaves 「枯葉」は、何回聴いてもすばらしい。ビル・エバンスのピアノ、あのタッチ、何とも言えないほど感動的である。ラファロのベースの弦がはじける音もすばらしい。この「枯葉」1曲だけでも感動にひたれる。この「枯葉」が聴けるだけでこのCDを持っている価値がある。
セントラルパークに枯葉を拾いに行きたくなる ★★★★★
「ワルツ・フォー・デビー」「アンダーカレント」「サンデー・アット・ビレジバンガード」と並ぶエヴァンスのベストの1枚。CDではオリジナルになかった別テークの「枯葉」が入っているが、やはりオリジナル版の「枯葉」がいい。スパイラル状に絡みつくエヴァンスとスコット・ラファロとのインタープレイを聴いて欲しい。天才ベーシスト、ラファロの死後いろいろなベーシストと共演しているが、やはりラファロ、モチアン(ドラム)とのトリオの演奏を超えるものはない。秋の寂しい日に聴くと、セントラルパークに枯葉を拾いに行きたくなる(松本敏之)
ラファロとの第一作目。スリリングな名演。 ★★★★★
今まで未発表だったアウトテイク2曲(!)を加えた名プロデューサーオリン・「キープニューズ」
の名を冠したリバーサイドの新シリーズ。
新たにリマスターされた24ビット・リマスターの音質は、ラファロのベースに今までのものよりも
充実感があり、どちらかというと硬質だったピアノの音も中域中心の密度の高い音質に改善されています。
故長岡鉄男氏も指摘されていたように、もともとこの「ポートレイトインジャズ」のピアノの音には
金属質な響きがあり、高音部にもやや歪みがあります。
録音時のスタジオの環境の互い、マイクの選定やセッティングなどが影響し合い、同じスタジオで
録ってもアルバムごとに様々な音質になるのはよく知られているところです。
当然ながらアルバム毎の個性(固有の音)でもあるので、善し悪しは一概には言えません。
結果的に、アナログでは数種類、CDでは4種類の本作を聴き比べましたが、
前述のポイントではほぼ同じ印象でした。
CDでも各プレス毎に音に個性がありますが、私は今回の音がなかなか気に入っています。
それは、リマスター担当者がこのアルバムの音質的な欠点を意識してリマスタリングしていると思われるからです。
よくリマスターというとシンバルが強調され、ピアノがスッキリとし過ぎて神経質な仕上がりになるケースが
多く見受けられるのですが、本CDはリマスター臭さがなく、比較的安心して聴けます。
内容は名盤の誉れ高き名作なので敢えてコメントしませんが、今回聴き直してみて、エバンスとラファロの
スリリングなコラボレーションはまさに「神業」だという思いを強くしました。
初出テイク2曲あり! ★★★★★
本CDには、初出テイク2曲(*)が収録されている。
これら2曲は、"BILL EVANS:THE COMPLETE RIVERSIDE RECORDINGS"には収録されておらず、
最近発掘されたものと思われる。
(*)10.COME RAIN OR COME SHINE (TAKE-4)
12.BLUE IN GREEN (TAKE-1)

本作を含むRIVERSIDE作品は従来、OJC(Original Jazz Classic)シリーズとして米国FANTASY社で製造されていた。
その音は帯域ムラが無くナチュラルで、各楽器の強弱、ピッチが明確。EVANSの左手ブロックコードと未だバップの影響が残るメロディーラインが混濁する事なく、タッチは鮮烈。LAFAROのベースは力強さもさることながら、繊細さも表現していた。

ところが、FANTASY社がCONCORD傘下となって以降、旧FANTASY諸作品(本作品を含む)の24bit remaster化が始まり、ズ太いだけの繊細感・緊張感を欠く音に変わった。
このremaster化に「遺産を継承していく上での憂うべき事態」と落胆しているのは、私だけであろうか?
したがって、未発表の2曲にこだわらないのであれば、OJCシリーズをお勧めする。

なお、CONCORD社がUNIVERSAL傘下に入った近年、(本CDも含め)従来のOJCシリーズのプレスが米国からGERMANYに変っている。
これにより、「欧州盤には、米国盤の持つ力強さやグルーブ感が欠ける」といった別の意味での影響があるように感じられる。