里山の魅力が満載、特に棚田の美しさと懐かしには圧倒されます
★★★★★
大型本だけにいい写真が一段と栄えてきます。
何度も見ていると、自分がどういうものに惹かれるかがわかる気がしてきます。自分が棚田の形式美と日本人、いや稲作をするアジア人共通の心理と思える田んぼをみたときに感じる懐かしさのようなものに魅力を感じていることがわかりました。
しかも、そこに定住してこそ撮れる写真だと思われるものばかりで否定しようのない訴えてくるもので満ちています。
棚田以外にも昆虫の写真も他の人とはちょっと違うものが多く、被写体となっているトンボや昆虫が生きています。
大きいだけに価値は十分
★★★★★
里山の光景は非常に美しい
写真集。
でもメインは里山よりも
リアリティあふれる昆虫たちでしょうか。
特にすばらしいのは貴重なギフチョウが
出てきているということ。
この蝶は特定環境でしか繁殖できません。
なのでこの蝶がいる里山はすばらしい環境だということ。
そのほかにも
昆虫に凝る理由になった文や
今はほとんど見られなくなった虫追いなど
素敵な文章もあります。
どこか失った風景が
ここにはあるのです。
まさしく里山!
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最初は知り合いに見せてもらったのですが、あまりに素敵だったので購入しました。別に田舎育ちでもないのに、この写真集を眺めるとすごく懐かしい気持ちになります。小学生の時の夏休み?田舎のおばあちゃん家に行ったときのような・・・例えるならそんな感じです。今森さんが撮ったからあんなに素敵な場所なのか・・・ぜひ一度撮影場所を訪ねてみたいと思いました。