指宿（鹿児島）、嬉野（佐賀）、東京を舞台に十津川班が活躍する本作。

　旅情は勿論、二転三転する本編。単なる殺人事件が最後は・・・と、詳しい
ことは読んでみてのお楽しみ。
キーマンが要所要所でポンっと出てくるのが、ちょっとご都合主義的かなとは
思いますが、きちんと結末を描いているのと、ヒロインが魅力的なので（笑）
まあ良しとしましょう。

　1時間、ゆっくりペースでも2時間あれば読み終えるでしょう。
旅や出張のお供に最適です。