『謎解きはディナーのあとで』で２０１１年本屋大賞を受賞。
１６刷累計１００万部を突破、ベストセラー作家の仲間入りを果た。
全く知らない作家でした。いきなり『謎解きはディナーのあとで』
を読むのもしゃくなので、取敢えず読んでみました。
ユーモア、ミステリーというジャンルがあるとは知らず、最初は苦笑い。後半は、ミステリーらしくなって気なので人安心でした。

●９月９日発行予定●
浮気調査を依頼され、使用人を装って山奥の邸に潜入した私立探偵・鵜飼杜夫。
ガールフレンドに誘われ、彼女の友人が持つ山荘を訪れた探偵の弟子・戸村流平。
寂れた商店街の通りで起こった女性の刺殺事件の捜査をおこなう刑事たち。
別々の場所で、全く無関係に夜を過ごしているはずだった彼らの周囲で、交換殺人はいかにして実行されようとしていたのか？
飄々と、切れ味鋭い傑作本格推理。

街で起きた殺人事件と、山中で起きた殺人事件の2本立て。終盤のどんでん返しはとても良くできています。 再び、十乗寺家のお嬢様（さくら）登場。戸村流平との掛け合い、鵜飼・朱美のデコボココンビもいい感じです。