ただ、そのせいかどうかは分かりませんが、真相は新本格的なちょっと現実的とはいいがたいものになっているのが残念です。
なにしろ、2つ登場する密室の、両方ともがそうなんですから…。
い~~ちおう「密室そのものが非現実的なのだから、その真相も非現実的たらざるを得ない」という説明はなされてはいますが…。
でも、本作の真骨頂はミステリのパロディを含めたお笑いセンスにあります。ギャグミスとしては充分堪能できると思います。~