あまり、いい　レビューが無いので、高評価のレビューを書きます。

栄養バランスのとりかたを、食品を四グループに分けて、それぞれの取り方を詳述しているのは、参考になる。
これに基づいて、食品を摂取しているが、胃全摘後に退院して、体重減少も無く、術後２０日経たずに、今までどおりの仕事をこなしている。
栄養の取り方について、うまく、まとめており、日々の指針にしている。

献立表　は、こんなものが、本当に食べられるのかという感じがして、あまり参考にはならない。
おかゆ　が、詰まって食べられないので、普通の　ご飯のほうが、食べやすいとか、パンでも、フレンチトーストよりも、こんがり焼いたほうが、食べやすいとか、煮込んだ牛すね肉は、そのままで食べられるとか、まあ、経験者でないと、どんな調理が食べやすいかは、分からないものであろう。しかも、こんなに、手をかけて、調理をしている時間が無いので、鍋ものか、どんぶりもの　になるし、昼ごはんは、職場で食べれるように調理して持参するという事になる。

しかも、仕事をしながら、一日５回も食事が出来ないことは、自明な事であるし、休日でも、５回食だと、食事を造るだけで、一日が終わってしまう。手術を受けた者にとって、食事を造る事に、人生の目標は無いので、そういう意味で、栄養士の自己満足的な料理本だといえないことも無い。

胃を全摘した父の健康と、食事を作る母の手間の軽減ために、レシピ集をと思い購入しましたが、二人とも80歳近く、母が、読んで、理解して、実践できるような本ではありませんでした。はっきり言って、栄養士や調理師や若い主婦は読めても、老人には向きません。

父が胃を全摘したので購入しました。
メニューも豊富で、手術後にも色々な食事ができるんだと食事に
対して希望を持てる内容なので良いのですが、一部切除と全部摘出の
区分けが無いので、全摘の方にはちょっと向かないかもしれません。
でも、術後の食に対して前向きに考えられるので、見てみるだけでも
役に立つと思います。