続編を出してほしい
★★★★★
【ジャンル】ステルスアクション
【推定クリア時間】50時間くらい(ストーリー重視で進めればこの半分もかからないと思う)
諸事情により天誅製作に関われなくなったアクワイアが世に放った、新たな忍者ステルスアクション。
天誅1・2の良さを受け継いだといえる良質の箱庭ゲームあり、愛すべきバカゲーだ。
主人公ゴウは見た目はともかく、その生き方はあまりカッコいいとは言えない。
のっけから記憶喪失で、大名たちの依頼を受けながら記憶を取り戻そうと奮闘するのだが、
せっかく記憶が戻っても、その正体がまあ・・・。天誅の「力丸」とはえらい違いだ。
戦闘面でも今ひとつ頼りない。操作が独特なせいか、1対1では同じ忍者にさえ遅れをとる。初めのうちは
忍具を駆使しないと苦労するだろう。
だが動きだけはえらく機敏で、敵に見つかってもダッシュで逃げれば容易に振り切ることが出来る。
身を隠して敵の警戒を解いたところで、こっそり近づいて血祀殺法。これが飛鳥忍者の正しい戦い方だ。
戦闘が苦手、逃げるのも下手という人は、調合を活用するとよい。
調合した薬で自分を強化したり、特製の混乱玉で同士討ちをさせたりすれば、戦闘がだいぶ楽になる。
NPC同士の戦いを屋根の上から眺められるなんて、やっぱ箱庭ゲーはこうでなきゃ!
忍道は「忍者とは何か」という根本の部分としっかり向き合いつつ、ストーリーや攻略方法に幅を持たせて
さらに突っ込みドコロ満載のおバカ要素も盛り込んだ、なかなか贅沢なゲームだと思う。
アクワイアは天誅4で天誅開発に復帰した。天誅ファンの私としてはめでたしめでたしと言いたい所だが、
実のところ私は忍道の続編をこそ強く望んでいる。というか作ってくださいお願いします
ほめてばっかりなので悪い点を挙げると↓
・まれにフリーズする
・裏庭がゲームのテンポを損ねている
なかなか楽しめた
★★★★★
このゲームは、記憶を喪失した忍者(主人公)が、大名達からの様々な依頼をクリアしながら、自分の取り戻していく流れ。
大名達からの依頼には、偵察、暗殺、誘拐、泥棒など、いくつもある。
暗殺や殲滅の依頼では、敵地へ潜入、闇討ちをかける。
米や武器を盗めという依頼では、一旦引き受けてから、後で裏切って着服も出来たりする。
忍者として戦うので、正面から挑むのではなく、敵の背後に忍び寄り、一撃で倒す戦術がメイン。
プレイヤーである忍者の体力や攻撃力は、多少上げられシステムはあるが、主武器である忍者刀自体を強化するような要素は無い。
また手裏剣もあるが、あくまで牽制としての役割になる事が多い。
埋火という、踏むと爆発する地雷があるので、多数の敵には、これを踏ませて倒す事も可能。
無双系のような豪快に倒していくゲームとは違うので、敵地潜入や暗殺などが好きな人には、勧めたいアクションゲーム。
面白かった
★★★★★
こういったゲームははじめてでしたが、こんなに面白いとは思いませんでした。
私の場合は、技術的に全くだめなので難易度難しい以上はバグダンばかり使ってました^^;
これをやった後、他のアクションゲームをやると、つい隠れたくなります。
他にもシリーズものがあるので挑戦してみようかと思っています。
操作性が
★★☆☆☆
私には操作性が合わずすぐ諦めました。
個人的には天誅の操作性の方がやりやすいと思います。
ステルスゲームの新境地
★★★★☆
忍者を主人公にしたステルスゲームにもいろいろなものがあるが、本作は自由度と爽快感の
双方を獲得しえた、稀有な良作である。
ただし、楽しむためにはいくつか乗り越えねばならない壁がある。幸いそれを乗り越えるための
手段も楽しみ方も用意されているので、プレイヤーがゲームに取り組む根気さえあれば、
この作品はじっくりと長く取り組んで楽しめるゲームになるだろう。
その一つ目の壁は、キャラの操作を習得すること。使うボタンが多いことと、移動の際に視界の確保を
同時にこなさねばならないので慣れるまでは苦労するだろう。ただ、慣れてしまうと自在に動き回れる
快感を得られるので、プレイする方々にはぜひ頑張っていただきたい。しゃがみ移動しながら周囲を
見回したりすると、忍者っぽい気分を満喫できます。
二つ目の壁は、主人公・ゴウの戦闘能力を把握すること。彼は一対一の戦いにおける能力はさほど
高くないのだが、通常・戦闘中のどちらでも相手の隙を突くことで"血祀殺法"という一撃必殺の技を
使うことが出来る。つまり、正面からまともに敵と戦うのは得策ではなく、いかにして血祀殺法を
使える状況に持っていくかを考えつつプレイするように自然となっていくのだが、これが楽しい。
ゲームに慣れてくると、思考を巡らして自分から積極的に仕掛ける状況を作れるようにもなるからだ。
また、忍具を活用することで通常の戦闘能力も高めることが出来るのだが、これについては次で述べる。
三つ目の壁は、このゲーム独自のルールを理解していくこと。とりわけ忍具の作成と、その素材である
薬液の調合は、熟練すればゲームの難度をグッと下げることができ、より自在に活動できるようになる。
作成できる忍具は投げつける道具の「玉」と、主に自分に使用する「薬」、そして食べ物に仕込む
「武士騙し」の3種がある。これらに様々なアイテムを調合した薬液の効果を組み合わせて忍具は完成する。
「ダメージを与えたり状態異常を引き起こす玉」や、「体力・状態回復と能力強化の効果を併せ持つ薬」、
そして「敵をおびき寄せて更なる追加効果を食らわせる武士騙し」を作ったりできるわけだ。
どれも非常に便利なのだが、ルールを理解するまでに少々苦労するので中古攻略本の購入もお勧めしておきたい。
シナリオは一本道であるが、「魂の欠片」というキーアイテムの入手で展開が進むため、入手しないように
すれば通常の依頼をこなし続けることが出来る。つまり、ストーリー展開を自分でコントロールできるので、
その気になればアイテム入手のため現状維持を続けたり、3勢力の状況のコントロールをし続けることも
可能である。
用意されているマップの数は15とそれほど多くないものの、ゲーム内の状況はプレイヤーの行動と連動して
刻々と変化し続けるため、敵の配置や登場する種類も変化をし続ける。ある程度の共通性はあるものの、
細かい変化が多いので毎回気分を新たにして任務に挑めるようになっている。
要約すれば、繰り返し遊ぶことのできるゲームだ。そういう作品はそう多くない。というわけでお勧めである。
一つ付け加えておくと、グラフィックはいくらか粗いものである。美麗なポリゴンやCGが
主眼となっているゲームではないので、そういう要素を求める人には残念ながらお勧めできません。