TKOプロジェクトによるゴロ合わせ単語集の英熟語（イディオム）版。

ゴロの出来については賛否両論かも？だがイディオムは似たような表現が多く正確に記憶するためにも使うと良い。

ただしこのシリーズでは勉強は質以上に量が重要であると述べている（全くもって正しい）のだが・・

イディオムに関してはこの本でも５００と収録数が少ないのだ。ただイディオムでゴロ合わせを作るのは英単語と比較しても、そもそもやはり難しいところもあるのだろう。

入試本番に向けての対策としては、この本と別のイディオム集が必要になるものと思われる。

まず熟語の選定があまりよろしくない、めちゃメジャーな熟語やマイナーな熟語がまざっている。
有効な活用法としては、ターゲット、河合の熟語集などで普通に熟語を覚えてから、覚え切れない、覚えにくい熟語をこのｖイディオムで覚えるというのがいいだろう。

例としてはby no means,by all means,といった紛らわしいし系やcome,go,get,setなどの基本動詞に前置詞が続く熟語など
は暗記しにくいのでゴロを活用するといいだろう。

イディオムに関して言えば、ギャグで覚える必要はないかと
思います。
確かに、ギャグのレベルはいいんだけど、イディオムをギャグ
で覚えてしまうと、前置詞のことが無視されてしまうという
危惧があります。イディオムは前置詞の意味を生かすべきで、
前置詞と動詞を知っている上で、感覚的に身につくものと思いま
すし、わざわざ、ゴロで覚えているのは遠回りで、かつ、記憶
に定着しにくいと本書をやりながら感じました。