さすがにこのレベルの単語は入試問題を解いていても滅多にお目にかからないだろう。

やってもいいけれど、それは文法の知識や他のレベルの単語（Vシリーズ）を徹底的にやって身につけてからにしておくのは当然だ。

むしろ問題演習を充実させ、本番を意識したトレーニングをした方が有意義かもしれない。

英単語本来の発音からかけ離れたゴロや、ただのこじつけに過ぎない無理やりなゴロが多すぎるのが難点。
レベルとしては英検1級をやや超える程度で、SATやGREレベルの単語が多く含まれる。間違いなく日本の大学入試には不要な本である。

この完結編は１，２章はまだしも３，４章は受験生にはちと難しすぎるかもしれません。
ただ英検１級対策の勉強をはじめてから完結編に収録されている単語はかなり役に立つ、無駄ではない
単語だなと思いました。

受験の天才がすべてをゴロ合わせで覚えているからといって、普通の人がその手法をそのまま真似してうまくいくとは限りません。収録された単語の中には、発音上、ゴロをつくること自体に無理がある単語も多いですし、好みにもよりますが、文章的にしっくりこないものもあります。ただ、この手の英単語集としては収録語数がダントツに多く、気に入らないゴロは自分なりにつくり変えるなどして補助的に使えば大変役に立つ単語集だと思います。