時には脳トレ本を、枕に。
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“脳トレ本”を正しく訳すと、
脳の疲れが“トレる”本つー意味になる!
てのは、ウソ。
でも、この脳トレ本を読むと、
あながちウソとも言い切れない、と実感できる。
俗にいう、あくまで個人の感想です、
と一言添える必要があるかもしれませんが、
まあ、読後の疲労感がないのは確か。
だいだい脳をトレーニングするつー本を読んで、
疲労感がどっと出ていたんじゃ話になりませんし!
で。本題。
同書には章ごとに各々の脳の部位が連携して働くつーことで、
1、前頭葉⇔海馬
2、前頭葉⇔線条体⇔小脳
3、前頭葉⇔後頭葉
4、前頭葉⇔側頭葉
5、前頭葉⇔頭頂連合野
6、前頭葉外側部⇔眼窩部・帯状回
7、線条体
8、脳内物質
9、扁桃体小脳
てな風に、脳のどこを使うのかをイメージしながら「頭を使う」
いわゆる脳トレ・ステップが解説イラストつきで、
なんと85個!も紹介してある。
まあ足ツボでいう、身体の弱っているところを
集中的に刺激してやる、つーのとどこか似ている。
そして、ステップの内容も別にどーてことない日常生活のなかで、
すぐ実行できる(している)ものばかり。
“カラオケで新しい歌にチャレンジ、心を込めて歌う”〈Step42〉だとか、
“自分のダメなところにニックネームを付ける”〈Step80〉だとか
“スポーツ観戦でプレーヤーの目線になりきる”〈Step28〉だとか、
さっそくワンステップやってみるか!
と休日のお父さん的行動をとること間違いなし。
そーんな脳トレ・ステップも上級者になれば、
“朝、きのうの夕食の料理を、
素材から調味料までくわしく思い出し”〈Step3〉ながら、
“バランス片足立ち”〈Step24〉
という芸当もできるかも!?
かんたんで分かりやすい
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父の誕生日プレゼントに購入。
ゲームやテレビなどで脳トレとか流行っているけど、60歳を過ぎた父にゲームは無理。
テレビもタイミングよく放送してないし、本であれば自分の時間に合わせて好きな時にできるかな?と思って購入しました。
他にも脳トレの本はあったけど、この本の内容が簡単そうだったという事と絵が可愛かったという理由でこの本に決めました。
脳の鍛えたい部分(前頭葉とか後頭葉など)にトレーニング方法が分かれているので分かりやすいです。
そしてトレーニング方法も難しい面倒くさいものでは無く、今すぐ実行できるものや普段の生活にちょっと取り入れるだけで良いような簡単なものが多く、暇な時にペラッと見て今の状況に合ったものをちょっと実行してみたり、簡単なものは日々の生活にちょっと取り入れて出来そうだなと思いました。
一時盛り上がって終わるようなものとは違い、飽きがこなさそうな本だなと思います。
私も自分が出来そうな「記憶力を高める」のトレーニングを1つ毎日実践してみようと思ってます。