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Liar's Poker (Hodder Great Reads)

価格: ¥1,416
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Hodder Paperback
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おもしろい素材なのに ★★★☆☆
金融業界の内面を描いたノンフィクションです。投資銀行「ソロモン・ブラザーズ」に勤務していた作者が、幼稚な社員の振る舞い、内部での欲望の せめぎあい、などを記述しています。
おもしろい部分が多いです。特に、著者が新人のころ、ソロモン・ブラザーズ自身が塩漬けしていた債権を客に売りつけた話などは、とても おもしろかったです。つまり、投資銀行と顧客との利益は合致しない場合が多いのです。そして、このような行為が違法でないこと、さらに、今でも投資銀行を利用する人が実在することにも驚かされます。顔に「詐欺師」と書いてある人のところに、客が金を担いで近づいていくのですから。
しかし、この本は冗長な部分を多く含んでいます。長い言い回し、無駄な装飾は省略するべきです。この本の読者は、間違いなく投資銀行の内幕を知りたがっているわけです。それ以外の余分な箇所は削るべきです。
また、名前の書き方が不親切です。膨大な登場人物が登場しますが、時にはファースト ネーム、別の場所ではラスト ネームで表記されています。それぞれの登場人物を覚えるだけでも大変なのに、この書き方が混乱を増加させています。
また、縦書きのせいで読みづらいです。経済と投資の世界の話なので、数字が たくさん出てきます。全部 漢数字で読みづらいです。
せっかくの おもしろい素材なのに、これらの欠点が この本の価値を低下させています。非常に残念です。
場の雰囲気 ★★★★★
トレーダーになりたい人が読むべき教科書はたくさんあるが、結局のところ、実際の場の雰囲気はまったくわからない。内容は少し古いが、実際の現場はどのような雰囲気なのかが味わえる。翻訳は少し不自然な箇所が見られるが、全体的な内容と、取引についての勉強にもなるのでためになる本。
ウォール街の冒険歴史小説? ★★★★★
~著者の人間観察の仕方がすき。ウォール街の描き方がどうこうとか、私にはよくわからないんで、ちょっとしたおもしろ歴史小説って感じで楽しませていただきました。けどさー、気合いを入れて$マーク入りのサスペンダーして出社、って言うのはつくりっぽいな。第一そんなのどこで売ってるんだよ。あ、でも、そういう作りっぽいギャグも笑えたんで作りでもいい~~っす。~
おもしろい ★★★★☆
まず文章が面白い。
この人、文章って言うかウィットがすごくうまい。

この本には金融の世界の金の儲かり方がいかに異常で、
金が全ての尺度となるアメリカのトレーディングの世界は、
稼いだやつがいかにやりたい放題やってるかをよーく書いている。
多少の誇張はあるが、事実そうだ。

ただ、だからと言ってそういうアメリカの文化を批判するのも少し違う。
そういう汚い非情な世界で、日本人も勝たなくてはいけない。
勝手始めて批判できる。
ぐたぐた言っても金を稼いでないものには
発言権は無いことがよく分かる一冊 笑

面白いが、読んでいて疲れた。 ★★★★☆
面白いが、読んでいて疲れた。疲れた理由はなんだったか、と考えてみると、ここでは、すべてが金を中心に語られているからだ、ということに気づく。というわけで、疲れたのは著者の責任ではまったくない。

登場人物の行動が醜く(それこそ幼稚園児のように)見えてしまうのは、その目的がただただ金を稼ぐこと、だからだろう。もし偉大な芸術家がとった行動なら、多少とも多めに見られたのだろうが。
また、本書に登場しているメリウェザーは、あのLTCMを設立した人物であろう。LTCMの末路を思うとなかなか興味深いものがある。