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Youth & Young Manhood

価格: ¥833
カテゴリ: CD
ブランド: Hand Me Down
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   キングス・オブ・レオンは、フォローウィル家の4人、兄弟3人といとこ1人から成る。『Youthe & Young Manhood』というタイトルは、実際に彼らの人生における地点を、的確に述べている。メンバー最年長のドラマー、ネイサン・フォローウィルは23歳、最年少のベーシスト、ジェレド・フォローウィルはまだ16歳だ。彼らの生い立ちは風変わりなもので、米国南部を伝道して歩く父親について、車で寝起きしながら育ち、一番最後に住んだのはナッシュヴィルだったという。この堂々たるデビューアルバムを聴く限り、その体験は不当なトラウマを何も残していないようだ。

   キングス・オブ・レオンは、その髪型と口ひげに至るまで、アメリカ南部のロックンロールにどっぷり浸かっている。『Youth & Young Manhood』は、床におがくずがまかれ、ステージ前に金網が張られたバーこそがもっともふさわしい、ストレートなブギーだ。彼らは、自分たちの世代からの影響をまるで受けずに、これまで来たのだ。父との長い旅の道中、彼らがラジオを聴いて退屈をしのいでいたことは明らかだ。そして聴いていたのは、レナード・スキナード、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル、オールマン・ブラザース、ZZ-TOP(カレブのヴォーカルは誰よりAC/DCのボン・スコットに似ているが)など、当時そのままの音楽を流すラジオ局だったのだろう。『Youth & Young Manhood』が単なる模倣を超えたいい作品になったのは、彼らがまだ若すぎて、こうした古い音楽に飽きていないからかもしれない。理由は何であれ、このアルバムはいいスタートだ。(Andrew Mueller, Amazon.co.uk)