原作に対する無知さは認められない。
★★☆☆☆
こういう突っ込んで笑いましょうって言うスタンスは嫌いじゃない。でもですね、原作に対する無知さはファンの神経を逆撫でします。
私、必殺シリーズが大好きなんですが・・・
○必殺仕事人は『必殺!仕事人』ではありません。
○勇次が使うのは劇中でも「三の糸」と決まっています。
世間話じゃなくて、出版して、芸として楽しんでもらおうって言うんですから、その辺のことはきちんと踏まえておくべきです。
他の作品もその程度の知識であら探ししながら見てるのかと興ざめになります。
こういう芸風には原作に対するしっかりとしたリスペクトがあってこそ成立するものです。
それがなければいちいちケチをつけてるようにしか見えません。
本の趣旨としてはアリですが、著者の姿勢には疑問アリです。
理数系の苦手な人も「悪くないなぁ」と思う本・・・かも
★★★★★
ハイジのブランコはジェットコースターより早い。
北島マヤが努力するほど、演劇の道は遠ざかる。
湖を割って村に急ぐ大魔神の罰当たり。
『必殺!仕事人』で使われる凶器は、なぜ三味線?
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ざっと題名を抜粋しましたが、
そんな現実ではあり得ない空想科学を
科学的に考察する笑読本(シリーズはいっぱい出ています)
数学・科学・物理などが苦手な人も、
これを読めばたちどころに理数系も悪くないなぁと思う・・・かも
思わずぷっと笑ってしまうので、
人目に付かない場所で読むことをお勧めします
そこそこだと思います
★★★☆☆
今回の空想科学読本3は、1と2に比べて面白さは少し落ちると思います。1、2を読んで爆笑した人は3では、「あれ?」という感じです。
ですが、「アルプスの少女ハイジのオープニングででてくるブランコはドコにぶら下がっているのか」など、話題は興味をひかれるものばかりです。爆笑を期待して読むと拍子抜けになるかもしれませんが、爆笑まではいかなくとも、面白い話題もたくさんあるので読み応えはあると思います。