医学生にはもはや不向き?
★★☆☆☆
う〜ん、わかりにくい。初めて通読した英語のテキストなので、自分の力不足だったのか。
代謝の図が豊富で文章も簡潔だが、いかんせん、「それってどの臓器の話?」と悩ましい。
初学者にとっては、知識が増えてわかったつもりでも、本当に理解できていないことになるのでは。
医学生には不向き。ただ、もってるだけで、勉強ができそうに見える特典。星2つ。まあ、追々、臨床も含めて他の科目でいろいろな角度から生化学を見つめなおすので、リカバリーは利くのだが。
他の新しいテキストの方が、理解しやすく、医学生には実用的。
この本の意義としては、教科書で勉強する行為とは全く異なる、本当の生化学の研究の姿を垣間見させてくれるのかもしれない。
最後に、英語力はつけさせていただきました。ありがとう!
持っててよろしいのでは!?
★★★★☆
日本語判の方が何かと統一されていて読みやすいのは間違いないのですが、こうしたカスケードを引用する際には、本書は基本中の基本であり何かと便利なのではないでしょうか?人並みですが。
医学生が生化学を勉強するには必帯。
★★★★☆
医学生に最も必要な生化学の分野は"物質代謝"であると思います。
他の本を読んでもぴんとこなかった代謝分野がこの本を読むとまさに目から鱗でした。
こういった分厚い本は辞書的な使い方をしがちですが一度通読してみることをおすすめします。自分なりの生化学に対する大きな理解の流れが出来上がると思います。
ただ惜しむらくは、訳が少し悪いです。原書の英語版は分かりやすい英語で書かれているため余力がある方はそちらをおすすめします。
薬理を知りたい創薬化学者には、生化学のバイブルとして、まず、
★★★★★
有機合成化学者が、メディシナルケミストになる上での最大のハードルの一つが膨大な薬理学に対する理解です。しかし、本書を熟読して理解しておけば、一見混沌とした薬理学も、生化学の原理の組み合わせに立脚している事が納得いくはずです。薬理学と生化学を区別なく理解しようとする研究者が多い中で、生化学を十分に理解しておけば、担当の疾患や分野が変わっても、比較的早く順応できるようになるはずです。本書序文にもある通り、生化学は、各種の生命科学の間の障壁を崩壊し、それら学問の共通言語になっており、これは創薬化学の分野においても例外ではありません。本書は、原著者らによる十分な推敲と改訂を経て、また、訳者らにより、非常に分かりやすく翻訳されており、生化学を理解する上での座右の書と言えます。内容は極めて充実しており、各章は10ー20ページにまとまっていて、二色刷りで見やすいので、有機合成出身者でも、抵抗なく読み進める事のできる生化学のバイブルとして、おすすめです。
読みやすく理解しやすい
★★★★★
Biochemistryのテキストは訳本がよく使われていますが、そういうテキストは厚くて読む気になりません。講義で配られるプリントは英語であったり、英語重視の傾向が見られます。また、訳本は訳し方のおかしい部分がたまに見られます。それだったら原書を読んだほうが、表現がシンプルで理解しやすく英語力もつくでしょう。
読みやすい原書にはHarper'sとLippincott'sがあげられます。後者は英文が少なく、すぐに読めてしまいますが、英語力もつけたかったら前者のほうが良いと思います。イラストの数やわかりやすさは同じくらいで、英文のレベルも変わりません。Harper'sの方がコンパクトで使いやすいです。