IIIから20年・・・
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ゲームセンターでIIIをリアル体験しました。もうすぐ20年も経つのですね。
あの頃はネットもなかったから、攻略といっても見て覚えるしかありませんでした。
稼動後は、毎日のように通って情報交換したり、上手いプレイヤーの動きを目で追いかけていました。
こちらはわずかな小遣いなので、1回のプレイにも気合が入ります。(特に炎とキューブはアドレナリン出まくり。)
1ヶ月くらいは本当に楽しかったですね。
シリーズ屈指の難しさ、テンポの悪さ、微妙な当たり判定が印象的なIIIですが、「ちょっと詰め甘くない?」的なところが逆に燃える要素だったりして、記憶に深く残っています。
PS2版は、もちろん当時の懐かしさを思い出させてくれます。でも、お金を取られないので何か真剣になれない。加えて、悲しいかな集中力や反射神経は落ちてるし。1日1〜2プレイが限度ですね。
IVは、、、おもしろいけど小粒にまとまってるかなぁ。アクが少ないので、何となくやり込めなかったです。
AC版グラディウスシリーズマニア向け
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中毒的な要素が盛りだくさんの鬼畜グラディウスのカップリングです(笑)。
特にIIIは1周クリアだけを比較してもAC版のIとIIとですら比べ物にならないほどの難度の高さですので覚悟した方がいいです。
IVは3面道中が全ステージ中でもトップクラスの気合要素とクリアが安定しにくい難度の高さで印象が悪く、そのまま挫折してしまう人もいるかも知れませんが、2回くらいミスをすると難度が極端に下がってゆくので、案外と復活しやすいんですよね。
つまりノーミスで進めて行く難度より、何回かミスをし残機の少ない状態で進めて行く方が楽だったりします。
自分がよくやられやすい場所の復活パターンを練習しておけば1周クリアは見えてきます。
不満はパワーアップセレクトなどのシステムがIIIからIIに近い感じにスッキリと戻ったのはいいとして、ステージ構成がどことなくIIを意識しすぎているのはかっこ悪いです・・・。
あと6番装備(パワーアップセレクトで一番下の装備)以外はレーザー系の装備がやたら弱く、爽快感はシリーズの中でも最低です。
IIIは、ブラウン管TVでプレイしても動きがもっさりとしており操作感が悪いような気がします。フル装備で進んでいる時などは処理落ちで気になりませんが、9面の復活をやっている時などに気になりました。
他に気になったのはボスを倒した時の爆発音が小さい・・・。本来はもっとボコボコと派手な音が鳴ります。
このあたりだけが残念。
あと「詐欺判定」と呼ばれる敵や障害物の当たり判定が見た目と異なるという理不尽な要素がありますが(もともとこれはAC版からあった)慣れてゆけば怖いのは10面要塞面の最後の方に登場する青いカニ歩きの障害物のシャドーギアの時くらいでしょうかね。他はあまり気にならない。
本気でやり込むならいろいろ調べて予備知識を持っておいた方が良いです。手軽に遊べるものではないですが両作とも3面が安定してクリアできるようになるとどんどんおもしろくなってきます。
他のシリーズは1周クリアは余裕という人ならプレイする人はさほど選ばないかと思いますが、そうでない人はまずはAC版のII(サターン版かPS実機プレイ推奨のグラディウスデラックスパックかPSP版)あたりから慣れていくしかありません。完全に人を選ぶゲームですが、最近のSTGの主流である弾幕系でも味わえないような面白さがあり、技術と知識と根性が正確にそして完璧に問われるSTGです。
プレステ3でやると…残念なことに
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自機がボタン操作に0.5秒程遅れてから反応してしまうんですよねぇ。。。
そこで、わざわざこのソフトのためにプレステ2の本体を買いましたが、
クリアはおろか、今のところ最高でも5面で死んでしまいます(汗)
これを全面クリア出来るという事は立派な一種のステータスだと本気で思いますね。
ちなみに関係ないけれど…PSP版ではセーブ機能を使いとりあえず全面一周はしてはみましたが、それでも軽く百回以上は繰り返してようやくなんとかといった感じでしたね。。。
頑張れば誰でもクリアできる類のゲームです!
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IIIは、ほかの多くの人が仰るとおり、難易度が恐ろしく高いです。シューターの間では、このゲームをクリアすることが一つのステータスになっている程です。
昨今の弾幕系とはまったく異なり、知らなければ確実に死んでしまうと言うようなトラップが随所に仕掛けられているため、パターンを一つ一つ覚えて着実に攻略していく根性が必要です。しかし、別の言い方をすれば、このゲームをクリアするためには、やられながらも地道にパターンを確立していく根性しか必要ではありません!
敵の弾速も遅いですし、その上処理落ちがかかってくれるので、じっくり冷静に判断し、かわす事ができます。
また、コナミコマンド、ステージセレクトなどの上達へのサポートもかなり充実しています。(一つ要望を申しますと、難易度NORMALでもはじめからコナミコマンドを使えるようにして欲しかったです)
このゲームは途中で諦めてしまう人が多く、残念に思います。長ければ1〜2年以上かかるかもしれませんが、少しずつ地道にやっていれば必ずクリアできるゲームなので、ぜひ挑戦してエンディングを拝んで頂きたいです。苦労して見れたエンディングは、プレイヤーを感動と達成感で満たしてくれるでしょう。
とは言え、ネットなどで攻略情報を得ることが必要条件になるかと思います。3面ボスなどは何も知らないで戦うとまず勝てません。幸い今は、IIIの攻略情報は充実しています。
IIIはAC版と比べると相違点がいくつかあります。
・WAIT LEVELを2にしても、AC版よりも処理落ちが弱い(したがって、若干難しくなっている)
・自機の移動の反応がやや遅い(気にならないレベルではありますが)
・トーテムモアイの回転速度に変化が生じない
・フォースフィールドの形が微妙に異なっている
・効果音が少し異なっており、ボスの爆破音が著しく小さくなっている(これは残念でした)
グラディウスIVは、IIIと比べてアドリブが重視されるゲームです。慣れればある程度のパターン化は可能ですが、3、5、6面などはかなりアドリブ避けの能力が必要となります。これも初めのうちはとても無理だと思えるかもしれませんが、練習を積んでいるうちに次第に避けられるようになってきます。賛否両論の本作ですが、このあたりの調節は見事だと思います。
ただし、あまりにもアドリブが要求されるため全くパターンにできず、いくらやりこんでも死ぬ時は死ぬと言う個所が随分存在するのがやや疑問ではあります。
どちらもHI SCORE TRYモード(難易度がNORMALでコナミコマンドが使えないモードです)で1周をクリアするとHIT DISPという、当たり判定を表示できるモードが出ます。クリアの勲章です。
グラディウスが好きに贈る
★★★★☆
アーケード版グラディウスIIIとグラディウスIVのカップリングです。
完全移植に加え、ステージセレクトやサウンドテストもついています。
「難しい」
IIIを表す言葉はこれしかありません。
インターネットなどで攻略情報を手に入れなければ、クリア不可能ではないかと思わせる難しさです。
敵の弾を見て避けている時点で死んでいます。まさに即死。
しかし難しい中に潜む一点の突破口をついたとき、先に進むことができます。
その突破口をなぞるようにプレイすることが面白い。
正解の道は分かっている。だがその道にどれくらい近づけるか、がIIIの面白さなのだと思います。
IVはですね、グラディウスI、II、IIIを繋ぎ合わせて再構成したような内容です。
IIIほど難しくもないので私は結構好きなのですが、グラディウス好きにはあまり評価が良くないみたいです。
そりゃ見たことあるような仕掛けばっかりでは新鮮味がありませんからね。
でもちゃんとグラディウスしていますよ。
あと、二種類あるオープニングムービーは必見です。
グラディウスの世界を、スピード感あふれる3DのCGで描いています。