宇宙とかじゃないんじゃん
★★★☆☆
この本は私が初めて読んだ英語の本でした。
アメリカ留学中にそちらの学校の授業で無理やり読まされたのですが、これがよかった。著者がSF作家だと言うので、サイエンスという言葉から、はじめは本当に嫌々読み始めたという感じでした。しかしこれが、とてもメルヘンな話なんですね。ちょっと恐いおとぎ話です。そしてそこに友情や親子の愛なんかも見える感じでよかったです。
プロローグから話の展開が分かりやすく描かれているので、英語でもとても読みやすかったです。
ぶっちゃけ私、SFって宇宙とかそういう話なんだと思ってました。どういう勘違いって話です。この本も分野に分けるとSFなんだそうですけど、どのへんがサイエンスなのか私にはよくわかりませんでした。子どもの本みたいで楽しかったです。