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スコルピオ [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
Amazon.co.jpで確認
見ごたえのある重厚なサスペンス映画 ★★★★★
A・ドロンと共演の二人の名優、B・ランカスターとP・スコフィールドが渋い。
この3人が揃っているだけでも、わくわくするのに、さらにアクションシーンの迫力が凄い。
CGなど使わないのに、ドロンとランカスターの追跡シーンが非常に見ごたえがあった。

A・ドロンは、スコルピオ(さそり)と呼ばれる頭の切れる殺し屋。彼はCIAから、B・ランカスター演じる二重スパイの殺害を命じられる。
この二人に絡むのが、ソ連のスパイのP・スコフィールド(「わが命つきるとも」でオスカー受賞)。
ランカスターとスコフィールドの重厚感ある演技に惹きこまれた。
何重にも張り巡らされた、裏切りとサスペンス。
特に後半からのウィーンでの追跡劇は、目が離せなかった。
ドロンとランカスターの、お互いに「殺さなければ、殺される」非情な運命を背負った二人の男、友情をもちながらも撃ちあわなければならない姿が哀しい。
ラストまで、どんでん返しが続くストーリー。ドロンも、もちろん魅力的。


今のスパイアクションにない何層にも変化する展開 ★★★★☆
この作品の魅力はなんといってもルキノ・ヴィスコンティの「山猫」以来のバート・ランカスターとアラン・ドロンの共演。しかも、スパイ・アクション。当時設定でこの配役は少年時代の私がどれほど待ち望んでいたことか。
二重スパイの容疑をかけられた相棒の命を狙う殺し屋という一見単純なストーリーに見えるためテレビでの予告編は結構アクションシーンが強調していたが、バート・ランカスターの逃亡手法や妻との連絡のとり方等細かい点に工夫が凝らされているし、協力者セルゲイ(ポール・スコフィールド)との交友や妻を殺された主人公の復讐劇、ラストの真相等なかなか複雑な展開を丁寧に描いている。まるで何層にも分かれたストーリーを上手く合成した形になっている。
こんな作風は70年代のハリウッドのアクション監督ではなかなか描けないだろう。イギリスのマイケル・ウィナー監督だから描けるアクション一辺倒でなく伏線いっぱいでヨーロッパを中心とした展開という贅沢な展開に仕上がったのだろう。

マイケル・ウィナー監督は「ジョーカー野朗」や「脱走山脈」でオリバー・リードと組んだ佳作を打ち出し、アメリカに移ってからはバート・ランカスターと組んで正義を貫く冷徹な保安官を描いたアメリカ西部劇らしくない「追跡者」も作っている。だから、今回の作品もどこかアメリカらしくない作品となっているのだろう。
アラン・ドロンもフランス映画(というよりジャン・ピエール・メルヴィル監督の殺し屋と比較し)の殺し屋と違いカラッとして良くしゃべるキャラになっており雰囲気が違う。

この作品で残念なのは同監督の他の作品同様に緊張感が今ひとつ伝わらないところか。とはいえ、イギリス映画のテイストが残っているところが魅力の贅沢なスパイ・アクションであることは間違いない。





WOWOWで放映される事を知って、慌ててDVD棚から取り出して封を開けました。 ★★★★☆
「狼よさらば」の英国人監督マイケル・ウィナーにアラン・ドロン、バート・ランカスター主演とくれば、きっと面白いはずだと思って、
このDVDを買うのは40代も後半の方たちでしょう。勿論、私もその口で、DVDの再発を知るや即注文しました。
キネマ旬報の別冊でもまずまずの評価を与えられていた記憶があるので、外れる事は無いと確信していましたが。
しかし、購入して1年以上も放っておいたと言うことは、メチャクチャ観たかった作品でもないとの証明ですが。

さて、その内容や如何に。
結論から言うと、期待通りの出来。
ドロンはCoolでカッコいい(この頃のドロンは同姓が観ても惚れ惚れする)し、バート・ランカスターも相変わらず渋くてGoodなんですが、
ウィナー監督の才気溢れる演出が物語の緊迫感を高め、観る者をグイグイと引き込んでいきます。
この方の作品は英国人だからなのか、常にHumorや明るさというものとは無縁です(唯一「名犬ウォン・トン・トン」だけは別)。
ところが、ジメッとした感覚ではなく、カラッとした陰というか暗さを感じさせます。
そういう意味ではドロン&ウィナーのCombiってピッタリなのかもしれません。

Spy SuspenceですからStoryについての詳細はReviewしません。
SpyがSpyを追う、題材としては最近のSuspence物には観られなくなった内容ですが、決して古臭くはありません。
Actionも程々に、ランカスターも頑張ってますし、無駄なEpisodeも無いので、Lastまで退屈しませんね。
特に、ドロン他一名がウィーンの街でランカスターを追いかえる約10分強のAction Sceneでは、2人ともよっぽど危険なScene以外は
本人たちが体を張ってActionしているので、見応えあります。
ランカスターは撮影当時60歳のはずですから『よー、頑張っとるなぁ』と思います。

「メカニック」と「シンジケート」、そして何と言っても「センチネル」。
これらのウィナー作品のDVD化を切に希望します。
さすらいの狼 ★★★★★
アランドロンお気にいりのガン・・・コルト45-M1911A1!通称ガバメントを分解するシーンがある。とにかく主演映画でこの銃を使い続けガンマニアの方々に「ガバ使い」と言われている伝説の映画スターなのだ。「さすらいの狼」では逆に組み立てるシーンがあり他に「ビックガン」でも見事なガバ操作をみせてくれる。