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ぼくのお姉さん (偕成社文庫)

価格: ¥735
カテゴリ: 単行本
ブランド: 偕成社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:丘修三/作 かみやしん/絵 出版社名:偕成社 シリーズ名:偕成社文庫 3241 発行年月:2002年09月 関連キーワード:ボク ノ オネエサン カイセイシヤ ブンコ 3241 ぼく の おねえさん かいせいしや ぶんこ 3241、 カイセイシヤ カイセイシヤ K/0904 かいせいしや かいせいしや K/0904、 カイセイシヤ カイセイシヤ K/0904 かいせいしや かいせいしや K/0904 障害を持つ姉が働いて得た、はじめてのお給料。このお給料が家族にもたらす小さな奇跡を描いた表題作他、六人の主人公が体験した胸の奥の痛み。坪田譲治文学賞、新美南吉児童文学賞、児童文学者協会新人賞、赤い鳥さし絵賞等、数かずの受賞に輝いた、感動の連作短編集。小学上級以上向き。
心にガツンときました ★★★★☆
知的、身体に障害のある子ども達をめぐるお話です。障害のある姉を持つ弟。近所に障害のある子が住んでい小学生。電車を見るのが大好きな障害のある女の子のお母さん、いつもからかわれていた男の子が接していた障害のある女の子。どのお話も胸が熱くなりました。障害のある子どもに優しくしたい気持ち、否定的な気持ち、つい手が出てしまった気持ち・・・・何がよくて何が悪いのかということだけでなく、人と人とが関わっていく中で生まれてくる葛藤をふくめ、生きている現実が描かれています。大人としてはこの本はとても心にガツンとくるものでした。
障害児のあるわが子がこの本を一生懸命読んでいたとき内心穏やかでないものがありました。どんな衝撃を持って読んでいたのかと心配しますが、それをも飲み込んでいるようです。
子どもさんには自分で図書館から手にとってほしい本だったり、教室で一編を読んでもらいたい本です。大人の方にお勧めの児童書です。
人の心の痛みを教えてくれます。 ★★★★★
 六つの短篇で構成されていますが、そのどれもに障害児が登場します。読者に差し出されている問題は、すぐに解決出来るものではありません。が、読み終わって、心にぽうっと明かりがさしたような感動を覚えます。
 「はじめに」で、作者が『さまざまなことを体験しながら、ほんとうの<人間>になるのだと思います。ひとの心のいたみがわかる<人間>に』と書いていますが、読書は疑似体験であり、まさにこの本は、人の心の痛みを教えてくれます。
 と、同時に それは、また、「人間って、変わることが出来る」と言う人間に対する信頼感でもあると思います。
 子どもだけでなく大人にも多くの人に読んで欲しい本です。