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The Great Unraveling: Losing Our Way in the New Century

価格: ¥1,324
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: W W Norton & Co Inc
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   アメリカを代表する経済評論家による刺激に満ちた新著――今後の政治論議のゆくえを左右する 1冊。

   世界でもきわめて評価の高い経済学者ポール・クルーグマンは、いま最も大きな影響力を持つ気鋭の論客であり 、ニューヨーク・タイムズ紙に連載中の刺激的なコラムは数百万の人々に熱心に読まれている。ワシントン・マンスリー紙は彼を「アメリカの最重要コラムニスト」と評し、エディター&パブリッシャー誌は「コラムニスト・オブ・ザ・イヤー」に選んでいる。

   クルーグマンの主要なコラムを新たな解説とともに収めたこの待望の新著では、バブル経済の破綻、熱狂から悲観への変化、企業ヒーローの時代から企業スキャンダルの時代への推移、財政責任の崩壊などが詳しく論じられている。カリフォルニア電力危機の秘史に関する説明から、ブッシュ政権の不正行為の衝撃的な分析に至るまで、クルーグマンは、アメリカが道に迷っていることを示す不愉快な事実を次々と明らかにし、そのうえで、この国を再び正しいルートに戻すためのロードマップを提示している。

「読み易さ」に五つ星 ★★★★★
ニューヨークタイムズのコラム集。少々加筆あり。ブッシュ政権を悪し様に罵っております。悪魔化してると言っていいほど。そもそも「ニューヨークタイムズ」って日本人として信用してないんですが、アメリカについては政治も経済もチンプンカンプンなので、筆者の怒れる筆がどれだけ正しいのか、バイアスのないものなのか、全く判断はつかないと自信を持って言えます。よって「読み易さ」だけで判断します。いやー、読み易いことこの上ないです。各コラムはコンパクト、英語は極めて平明、読ませ方も上手いですね。個人的に「金利引き上げ(引き下げ)」の場合の「interest rates」は実際は「an interest rate」だろう、という下りで喜んでました。いや、何故この場合「金利」を複数形扱いにするの?と以前知り合いに尋ねられて答えに詰まった経験があるので。ともあれ、政治経済英語は苦手だけど仕事上慣れなければならない、なんて方がいたらお薦め致しますです。ページ数を忘れてペロリと読める一冊です。
Krugman the Liar ★☆☆☆☆
Paul Krugman, professor of economics and op-ed writer for the New York Times, is nothing but a left-wing hack. While he may know theoretical Keynesian economics like the back of his hand, he has major difficulties squaring his teaching with the reality of facts.

For example, he warned that the Bush tax cuts of 2003 would plunge the country into a new economic depression, the opposite, in fact, has occured. The economy not only recovered, but is soaring. But never mind that, Krugman, in his ivory tower, simply ignores this incovenient fact in his op-eds and bashes the tax cuts anyway.

Don't waste your time with his bull!

一年経って、すべてクルーグマンの言うとおりでした。 ★★★★★
 本書のハードカバー版が出てから一年後、ペーパーバック版が出ました。この一年で書かれた追加のコラムが 30 本と、新しい序文つきで 100 ページ近い増補が行われ、非常にお買い得になっています。これから買う人は是非ペーパーバックを。

 ハードカバー版が出てきたときには、あまりに攻撃的すぎるとか一方的だとか言われていましたが、一年経ってみると内容的にも論調的にもまちがっているところはまったくなく、当時はあまりに過激に思えた口調もいまや当然至極に思えるほど。大量破壊兵器は結局なかった、と2004年9月にアメリカ政府は認め、イラクの泥沼化も予想通り。景気も停滞したままで、その他の面でもめちゃくちゃ。そしてその表現も明快。軽やかな文と同時に、p.465 のようなグラフ一発の表現力は経済学者の面目躍如です。ワシントンの内輪におらず、コネによる情報のおこぼれに頼った執筆ではなく公式発表データをもとにした単純ながら的確な分析の力に、改めて驚かされるとともに、それを一介の理論経済学者がやらねばならなかったアメリカのジャーナリズムの現状(さらにはそれすら登場しない日本の現状)について絶望まじりに考え込まされる一冊となっています。

読んでみてください ★★★☆☆
想像するよりも、過激な本でした。だって序文で、KISSINGERの処女作のRESTORED WORLDを取り上げてブッシュ政権の性格付けをしていたのには驚きました。もはや、これは革命政権だと言い切っているわけですから。基はニューヨークタイムズに掲載されたコラムです。取り上げられているのは基本的にブッシュ政権の政策、並びに政権の性格に着いての驚くほどの批判のオンパレードです。カリフォルニアの電力危機、減税政策、環境政策、エンロン問題など多岐にわたりますが、ほとんどの問題については、私の知識では正邪の判断をつけることは無理です。ただこの政権の持つイデオロギー性の指摘については、強い印象を受けました。結果として、読者に、こんな政権や政治は果たして長持ちするのでしょうかという疑問を抱かせることには成功していると思います。結構、メランコリックになっているのは、Ralph Naderについての部分ですね。逆に力が入っているのは、チェイニーやイギリスの料理の変化の部分かな。あっという間に読める本です。