いいドラマです。
★★★★★
本作品はNHKドラマ「ジャッジ」の続編です。
前作から1年後の設定となっています。
ですので、前作から続けて観ていただきたいと思います。
前作・本作あわせて全部で10時間ですが、最初を観てしまうと必ず全部通して観てしまうことでしょう!
おすすめです!
以下は「ジャッジ」のレビューと重複します。続編ですので、どうかご容赦ください。
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ジャッジ2が2008年10月25日(土)〜NHKで放送されていたときに、たまたま偶然に本作品を観ました。第2話の途中からでした。
いいドラマだったので、この作品の前作「ジャッジ」の最初から見れなかったことを後悔していました。
NHKのホームページを確認していたのですが、平成21年3月2日に『DVD化が決定!!』とのお知らせが発表されましたので、さっそく購入予約をしました。
本作品の最大の特徴である『裁判官が主人公』という設定は、ドラマ・映画において今までほとんどなかった画期的な設定です。
その設定だからこそ、一般の人はほとんど携わることのない「裁判」という世界を見事に描いています。
「被告」「原告」双方のあいだに入る『裁判官』が法の裁きを判断する。しかし、裁判官も人間なんだよ、ということを伝えてくれる良質のドラマです。
本作品のいいところは、変に脚色することなく裁判の世界が描かれていていることです。
実際の裁判は淡々と進行していくものなので、他の映画やドラマに見られる演出過剰な法廷でのやり取りなどはなく、それがかえって実際の裁判に近しい雰囲気が伝わってきます。
脚本も素晴らしく、実際にあったことをアレンジしているのでリアリティがあります。
また「大美島」という架空の島の設定ですが、実際は奄美大島が舞台です。
南の島という雰囲気からも、人間味溢れるドラマにしてくれています。
私は沖縄が大好きでよく旅行に行きますが、今度は奄美大島へ旅行に行ってドラマの舞台を観て歩きたいと思います。
ドラマ全体から『いいドラマを製作するんだ!』という空気感が伝わってきます。
素晴らしいスタッフで製作されたのでしょう。
こういった良質なドラマをNHKは製作してくれるので、今後も期待したいです。
このレビューを書いているこの時期(平成21年4月1日〜6月10日毎週水曜日18:00〜18:58)にNHKのBSハイビジョンにて再放送されてます。
再放送されるということは、視聴者からのリクエストが相当あったということですね。
ぜひ、みなさんに観ていただきたいドラマです。