訳本を読むと、ひらがなばかりの変な日本語の書き出しから、句読点が入り、漢字が増え、内容が複雑になりという流れにのめり込み始める。
この流れを英語で感じてみよう。もちろん原著で読むのが一番。でも、それはつらいと思ったら、この本がとてもよい助けになる。
もっと重要なのは、英語の書き間違いにはどんなパターンがあるかもわかる。単語のつづりでは、母音は間違えても子音はあまり間違えない。英語は子音の言語なのだ。
そんなこともわかる。
ルビ訳は対訳よりも読みやすく感じることも多かった。
訳本を読んだ人も、一度原著を読み始めて挫折した人も、この本に取り組んでみよう。