トリガー(虐待を思い出すような引き金)への対処など、詳しい。日本語の本でトリガーへの対応方法が書いてある本をはじめてみました。またサバイバーのアクティングアウトについても少し書いてある。サバイバーに差別的な心理学者や精神医学者はサバイバーがセックスに積極的だと「虐待の再現」だとか「虐待的な関係しか知らないから、かえって虐待的な関係のほうが安心するのだ」とかいうよね。見下してるよ。そんなあほな学者たちのいうことなんか蹴っ飛ばして、なんでサバイバーである自分がそういう行動したのか、自分のことばで語りたいよね。そんなことばを見つけるきっかけになるような本。SM、オナニー、同性愛というような日本語の本にはないようなことも、偏見なくきちんと書いてある。作者のステイシーへインズはジェネレーション5という虐待を5世代でなくそうというユニークなキャンペーンをしている。こちらもごらんあれ。