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Jack

価格: ¥1,873
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Business Plus
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   ジャック・ウェルチはゼネラル・エレクトリック(GE)のCEOとして過去20年の間に時価総額4500億ドルの企業を築き、世界一評価の高いビジネスリーダーとなった。シックスシグマ・クオリティー、グローバリゼーション、e-ビジネスなどを推進する彼のやり方は、今日の企業の在り方に大きな影響を及ぼしてきた。同時に彼は、独自の哲学と経営システムを打ち出した「威勢のいいボス」でもある。この経営システムとは「境界を越えた」アイデアの共有、人に焦点を絞る方式、形式ばらないギブ・アンド・テイクのスタイルを基盤とした「官僚主義を敵に回すシステム」である。ひかえめなユーモアを交えたエピソードを通して、ウェルチはアイルランド出身の母親をはじめ、彼の人生に影響を与えた人々について、また、彼の経歴を特徴づける成功談や失敗談について語っている。

   1960年、年収1万500ドルのエンジニアとしてGEに入社したウェルチは、自分の最初の昇給が他のみんなと変わらないことを知ると、「その他大勢の中から抜け出す」必要を身にしみて感じる。彼は会社の官僚組織を離れ、マサチューセッツ州ピッツフィードで20億ドル規模のGEの1事業を監督するあいだ、セーターとジーンズ姿で過ごし、高級ホテルとも無縁だった。こうしてGEの本拠地であるコネチカット州フェアフィールドから離れて数年間を過ごしたのち、ウェルチは彼を後継者にと考えていた当時のCEO、レズ(レジナルド)・ジョーンズに呼び出される。ここから彼の会社人生における最も多難な時期が始まった。ダークホースのウェルチが官僚的な組織の中でCEOの座に就くには並々ならぬ努力が必要だったのだのだ。とはいえレズに気に入られたことで、新しいボスとなってGEを変容させていくことは確実となる。

   ウェルチは「中性子ジャック」と呼ばれた時代、つまり事業を「強化するか、売るか、さもなくば閉鎖する」戦略の一環として10万人を超える従業員を解雇した時代を回想し、企業の将来における収益の基盤づくりのためにRCAを買収した経緯に触れる。誤算もあった、とジャックは率直に認めてもいる。「Too Full of Myself」の中で、彼は最大の失敗、つまりGEの文化とは相容れない企業、キダー・ピーボティーを買収したことについても語っている。さらに後継者選抜の込み入った作業やハネウェル買収といった最近の興味深い事実についても詳しく語る。

   途中に織り込まれている「Short Reflection on Golf」などのエピソードは、ウェルチの競争心の強さや、彼の人生のなかで友人との関係がいかに重要なものであるかをよく物語っている。必ずやビジネス書の定番となる本書は、情熱と、人生に対する飽くことのない欲望とで満たされた、きわめて個人的な記録である。

自叙伝ですね ★★★★☆
タイトル「わが経営」から経営論について書かれたものかと思いきや、幼少期から人生を振り替えた回顧録でした。
ジャックウェルチにとっては、人生イコール経営なのでしょう。
だから、こういうタイトルでいいのではないでしょうか。
買収の舞台裏や人事で悩む様子が描かれていて経営者が読むと参考になります。
中間管理職や一営業マンが読む本ではないです。
自慢話に終始しており、あまり共感できず。 ★★☆☆☆
経営者としてすごいのでしょうか、人切りと自慢話が多い感じであまり、感心しませんでした。
おもしろーい ★★★★★
外資系のトップ、部長クラス?まあ、偉い人に是非読んでいただきたいなあと。思いました。
英語が話せる人だけが仕事が出来る、優秀な人物ではない!と書かれていて、英語が出来るので面接で雇って失敗した。と。(もちろん、英語も出来て優秀な人もいるでしょうけど。)外資でも、英語が出来ない日本人ももっと通訳を使って、発言し、経営に参加し、日本人の素晴らしいところをアピールしていかれたらいいのになあとも思いました。まあ企業には日本通の外人も増えてきて、こういったところは理解されるようになってきているとも思いますが。意外と読みやすくて、面白い!!人が大切。人財。なんか日本人にとっても考え方に共通点が多く、びっくりしました。まだ全部読んでませんが、おもしろい。もちろん、100%彼の考え方に共感するわけではありませんが。一読をお勧めします。
ジャック・ウェルチの人となり ★★★☆☆
(上)の続編
こっちにはグローバル化、シックスシグマ、Eビジネスについても詳しく書かれている
この本によって、彼の情熱的な側面、人との強いつながりを知ることができた。
経営の細かい要素について彼の考え方が記されている
ビジネスへの取り組み方について、社会とのかかわり方、企業文化の形成について、情熱、人材について
彼の語り口調で書かれているのでとても読みやすい
やり抜く達人 ★★★★★

自伝的に振り返っている。

他者に関しての謝意の気持ちが非常に大きい。

これはマネジメントの基本であるだろう。

並外れた自信と実行力は、
全体を見通す力とブレない芯が背景にある。

その背景にはやはり信じる力だろう。

それは自己を信じ、他者を信頼するということ。
そして公明正大に真っ直ぐに実行する。

こういう哲学は、やり方や表現の差異は見えるが、
抽象的な次元では和洋問わず、
時代も問わず普遍的だと改めて思った。