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サーヴィス

価格: ¥2,310
カテゴリ: CD
ブランド: ソニー・ミュージックハウス
Amazon.co.jpで確認
   「散開」を決めたYMOが、文字通りファンへのサービスとしてリリースしたアルバム。YMOの楽曲の間に劇団「スーパーエキセントリックシアター」のギャグが挿入されるという構成は、『増殖』とまったく同じだが、こちらの方はどことなくノンビリとした印象を与える。楽曲は、YMOというよりも、細野、坂本、高橋の音楽的個性が全面に出た仕上がりで、1980年代を代表するバンドが消滅してしまうことへの感傷はまったく感じられない。もちろんサウンドのクオリティはきわめて高く、じゅうぶんに楽しめる作品に仕上がっている。(森 朋之)
蒔かれた種は平成の世に花を咲かせた ★★★★★
ちょっとした蘊蓄をば。サンドウィッチマンの富澤たけしさんは、このアルバムを聴き衝撃を受け、更にスネークマンショーを聴いて駄目押しをされて笑いの道に行った。相方になる伊達みきおさんはスネークマンショーのみだったらしいが、それもいわばYMOが蒔いた種が彼らの魂に花を咲かせた結果だ。散開を表明したYMOを存命させたかったのかわからないが、高橋幸宏さんが三宅裕司さん率いる劇団SETを引き込んでアルバムを作ろうと他の二人も巻き込んで生み出された。ジャケット自体は素っ気ないのについたタイトルが『サービス』なんて皮肉だ。『増殖』と比べるのは野暮だ、なんせ方向性が全然違う。そして曲自体もYMO的なのは『以心電信』のみで、後は三者三様の曲が並ぶ。三人がバラバラであるのはもはや隠さずに形にしてある時点でYMOはもう終わっていたのだろうし、終わらせたかったのだろう。しかし、きちんと解散と明言しなかったのが災いするのを三人さえわからなかったのは天の配剤だったのか…
Service ★★★★★
"Limbo"
"Shadows on the Ground"
良いのに ★★★★☆
当時から寒かったSETのギャグですが、今改めて聞くといっそうの寒さが体感できます。
でもしかし、当時は面白かった「増殖」も今聞くと時事ネタがわからなかったりして、
ツライというかやや寒いのは同じ。まあコントやお笑いってのは音楽ほどには
時代を越えないもので、ある意味そこに良さがあるのかなと。
それはともかく、音楽的にはもちろん相当なレベルの作品で、YMOの歌モノとしても
個人的には「浮気なぼくら」よりも数段上の内容だと思ってます。

というかもう、大名曲「PERSPECTIVE」がある時点で、駄作なはずがないんですが。
でも当時から思ってましたがこの曲、幸宏氏のボーカルで聴きたいなあ。
あちこちで職人芸が炸裂。 ★★★★★
新録はわずかに5曲で、ほとんど個人作業で作られたと思しき曲
もチラホラ…ですが、「Chineese Whispers」で聴かれる幸宏氏
のスリリングなドラム、今までになく生音を生かしたピアノ、
どファンクな弦ベースなど、気負いはなかったようですが決して
手抜きもしない、良質なポップス集です。「あ、YMOってただの
ポップスバンドだったんだ」と気付かされた、私にとって重要な
アルバムです。

はっぴいえんどの「HAPPY END」と同じテイスト…と言うと誤解
されるかな?

※「Perspective」のドラムは、恐らく教授ご自身でしょうね。
疲労が見えているとしたら ★★★★★
 このアルバムの「Perspecutive」が当時から本当に好きだった。地味といえば地味なので個人的な好みで好きだったつもりだったが 今回レビュアーの皆さんのレビューを拝見していてこの曲を取り上げている人が多く 大いなる共感と 一抹の残念感があった。

 残念とは 自分だけのために取っておいた宝物が 実は みんなの宝物だったのかと感じる点にある。それだけといえばそれだけだが。

 アルバムとして 本作を聴いてみると まとまりはすでにないことが今分かる。合間に入れたSETも面白いといえば面白いのだが 今回 ここに入れる理由は 正直見えてこない。幾人かのレビュアーの方のご指摘の通り YMOの「疲労」が見えるとしたら そんなところにあるのかもしれない。題名の通り YMOは「サービス」で 本作を出したということなのだろうか。疲労困憊の中で「サービス」を継続しようと考えたのだとしたら それはやはり「誠実」ではなかろうか。

 
80年代のかっこよさ! ★★★★★
時代の最先端の音楽と笑いが融合!必聴あれ!