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そらの庭

価格: ¥3,132
カテゴリ: CD
ブランド: ビクターエンタテインメント
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   1stアルバム『懐かしい未来』から11年のブランクを経て発表された、全曲、新居昭乃の作詞作曲、セルフプロデュースとなった2ndアルバム。以前よりも、このアルバムを製作する上で彼女自身の明確なヴィジョンがあったであろうことが、音にも反映されているように感じられる。
   お得意の美しいアンビエント色の強い曲を基調に、全体的にアコースティック色が強くなっている。曲によってはダイナミックなリズムを取り入れるなど、世界感はそこなわずに、楽曲の幅が広くなり、新しい面も聴くことができる1枚。(岡部啓一)
少女的な残酷さも秘めながらも透明で無垢な味わいのあるアルバム ★★★★★
 新居昭乃のシンガーとしての魅力は菅野よう子の作品群(『Voice』等)を通して認識してましたが、彼女のソング・ライターとしての魅力を知ったのは、実は彼女のソロ作ではなく、『ロードス島戦記』のサントラに収録されている『光のすあし』『さかさまの虹』(シンガーは石橋千恵)だったりします。あまりにも良い曲なんで、これも菅野よう子の曲だろうと思ってクレジットを見たら、実は新居昭乃の作品だったんですよね。
 それじゃあってんで、試しにベスト盤である『sora no uta』を買ってみたら、彼女の歌声そのままの透き通った空に漂う浮き雲のような浮遊感のある曲にすっかり心を奪われてしまったというわけです。
 さて、『そらの庭』ですが、これは1stから11年ぶりにリリースされた2ndアルバムで、新居昭乃が全曲、作詞作曲だけでなくプロデュースも担当している、真の意味でのソロ・アルバムです。帯の謳い文句ではないですが『(11年)大切にあたためてきた』曲だけあって、全11曲すべて熟成された作品に仕上がっています。実はその内には少女的な残酷さも秘めているのですが、それでいながらそういったものをまったく感じさせない透明で無垢な味わいであるところが、新居昭乃の凄さであり、そして魅力でもあるんですよね。
 ちなみに2曲目の『小鳥の巣』と10曲目の『人間の子供』は菅野よう子が編曲していますが、個人的には菅野よう子の編曲が新居昭乃の曲には一番しっくりきますね。もちろん、これは私が菅野よう子好きというバイアスがかかっているせいもあるんですが(^^;) 
新居昭乃の原石のような作品 ★★★★★
ファンタジーな一枚です。
ぼんやりとしていて、音楽を通してどこか違う世界を見ているようです。
この頃は試行錯誤して作品を作っているという印象があります。
荒削りですが、とても個性的で昭乃さんの世界観がよく出ている原石のようなアルバムです。
オススメは「妖精の死」「OMATSURI」「Reincarnation」です。
力強くて圧倒されます。
特に妖精の死は最初に聴いたときは衝撃的でした。
ブックレットも茶色い紙にモノクロの民族っぽいイラストが載っていて、シンプルで曲と合っています。
このアルバムは、入門編というより中級編という感じですが、昭乃さんが好きならぜひ☆
(入門編はソラノスフィアとかsora no uta あたりかなと個人的に思ってます^^)
淡い感じの曲調 ★★★★★
どれを聴いても、うら寂しく物悲しげな曲だなあと思います。
まあ、新居昭乃さんの曲の殆どはこんな感じですけれども、
このアルバムは特にそんな単調且つ(失礼だなあ、この表現)暗いトーンであるべき雰囲気を醸し出している所でしょう。
誉め言葉ですよ。
なんか誉めようとすると、ネガティブな感じになってしまうのは何故?
一曲一曲が小宇宙。 ★★★★★
「そらの庭」久々に聴きました。私は楽曲提供から入ったマニアで、他人に提供するような軽い分かりやすいのを期待してたのにそらの庭は全然違っていて(重い、分かりにくい)、発売当初はがっかり。
で、降るプラチナ→鉱石ラジオ→RGB→エデン、と枚数を重ねるごとに親しみやすくなり…。けど久々に聴いてみると「そらの庭もすげーな。ていうかこっちの方がすごくない?」という気がしてきました。
「悲」の樹香 ★★★★★
ZABADAKの「アジアの花」という曲に提供した詩がとても印象に残っていて、このアーチストのアルバムを聴くきっかけのひとつになりました。この作品にも「仔猫の心臓」、「アトムの光」、「人間の子供」(W.B.Yeats/The Stolen Childの現代版といった趣かな)といった、小さなもの、弱いもの、苦しむものに対するまなざしや、目に見えない微かな気配をすくい取る独特の感性がよく表れていると思います。前作から約11年ぶりのソロ・アルバムということで、サウンドは大きく変貌しています。(わたしと同じように)アンビエント系エフェクト成分が過剰な音はどちらかというと苦手、というリスナーの場合、最初は多少忍耐力がいるかもしれません。でも、繰り返し耳を傾けているうちに、仄暗く霧深い音の森のさらに奥にある、ことばと声によって生み出された「そらの庭」に辿り着くことができるでしょう。