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先生が壊れていく―精神科医のみた教育の危機

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: 弘文堂
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:中島一憲/著 出版社名:弘文堂 発行年月:2003年07月 関連キーワード:センセイ ガ コワレテ イク セイシンカイ ノ ミタ キヨウイク ノ キキ せんせい が こわれて いく せいしんかい の みた きよういく の きき、 ナカジマ,カズノリ なかじま,かずのり、 コウブンドウ コウブンドウ 2281 こうぶんどう こうぶんどう 2281 過重な業務に疲れて燃えつきる教師、適性がなく学校を混乱させる教師。心を病む教師を長年にわたり診察してきた精神科医の警告と提言。 プロローグ いま教師に何が起きているのか?1 壊れていく教師の実像(異動をきっかけとして燃えつきたM先生過度の業務を抱えこんでうつ病になったF先生生徒の事故をきっかけに抑うつ状態に陥ったS先生 ほか)2 学校メンタルヘルスへの取り組み(教師のメンタルヘルスの要点「心を病む教師が増えている」現状の本質教師の「燃えつき症候群」を防ぐために ほか)3 現代社会の病理と人間の心性(高度情報化社会の病理-進歩強迫症候群スケープゴート心理のメカニズム「心の時代」の裏に潜むもの
対人関係を業とする者への警鐘として ★★★☆☆
 別に壊れていくのは、教員だけではないが、これを読むといかに教員が特別扱いされていたかが、民間の方には分かるだろう。医師も同様であるが、対人関係に適性のない者が、教育、医療、心理などに従事すると、壊れる可能性が高い。その壊れた原因が自己の適性にあるということに気が付かず、燃え尽きだなどと思われたら、救いようがない。その意味で、目の行き届いたわかりやすい本である。
本質をついていない議論 ★☆☆☆☆
本書は、教師のメンタルヘルスという観点から、学校現場で何が起こっているかを説
いたものです。現在の学校現場において、なぜ心の健康を崩す先生が多いのかを説明
しています。

しかし、本書はお薦めできません。心理学を教養程度として知っている者からして
も、分析が浅薄にすぎます。教師の心の問題が何故起きるのかについて、表面的な考
察しかされていないように思われます。
まずは知ることから ★★★★★
教師のメンタルヘルスを専門に診てる医師の書いた本。教育関係者ではない外部の見方と、教育現場の事情をよく知る立場の見方両方を併せ持つからこその視点。

実際のケースとその背景・求められる対応のほか、保護者・子供・地域・社会などとのかかわりや、「批判」にさらされる教師を取り巻く状況を社会心理学の視点などからも考察している。

今の学校を取り巻く問題を考えさせられる良書。実際の状況を知ることをせずに、単なる教師批判・教師擁護に終わることはことの本質を見極める目をかえって曇らせてしまうことにもなりかねない。教育関係者以外にもぜひぜひ読んでもらいたい。