OVA見た人には違和感
★☆☆☆☆
OVA見た後に読んだ人にはかなり違和感があるでしょう。OVAのイメージを損ないたくない人は読まないほうが良いと思います。でも、OVAの方が後でしょうから、責められるべきはOVAの方でしょうね。
評価が低いのはそのせいではなく、バランスが悪いからです。
やっぱり銃器が効かない人間と言うのは無理があります。また、7階から落ちて死なない、と言うのもね。主人公だけではなく、半死半生の人間が7階から落ちて、受け止められたにせよ、平気と言うのも・・・・余りにも現実味が無いですね。
本気で殺し合っていた二人がいきなり協力、と言うのも唐突過ぎるし、快楽殺人者と職業殺人者を混同している作者の態度も理解できません。その快楽殺人者を主人公が嫌いではない、と言うのもおかしな話です。
オチはすぐ見当がつきました。バレバレでしょう?それが見越せるので、途中の殺戮シーンはげっそりしました。無意味に人生を蹂躙された人間が、他人の人生を間接的にせよ無意味に蹂躙する事を認める主人公の心情を全く理解できません。
細かい話ですが、主人公と夕乃との年齢差はほとんどないのに、授業参観に出られるなんて・・・編集者を含めて、頭がどうかしているのではないかと不安になりました。
ベタな展開が好きだ
★★★★★
人は、理不尽な暴力で大切なモノを永遠に奪われたとき
何を想い、何を願うのだろうか?
展開的には、大切な者を命懸けで守るベタな展開だけど
昔ほど、ロリとか禁忌に対して嫌悪感がない
さてこれは成長と呼ぶのか堕落というのか
ただこれだけベタな展開だと心配なことが…
主人公は、もう一度大切なものを奪われるために在るのではないか
いま主人公には、幼馴染や家族、そして守るべき紫が世界がある。
近衛隊の剣士が斃れたとき彼は何を感じたのだろうか?
おそらくマヒしている。
ベタな展開は、どちらかと言えば大好きだが
ベタな伏線と盛り上げるためにキャラを殺していくのは
あんまり好きじゃない。
崩月家の人が、銀子ちゃんが最後まで幸せでいて欲しいかな
つか、俺は銀子ちゃんが好きだ
挿絵・・・イイ
★★★★★
今回も前作に続き一気に読みきれる作品でした。挿絵が自分好みでP294とか、「神?」とか思いました、、内容はもちろん今まで読んだ中でもかなり上位に入るんですが、やっぱ絵がいいと思いました。
とにかく「キャラ」「絵」「内容」どれもGOOD JOBです。一度読んでみることをオススメします!
すばらしいバランスの良さ
★★★★★
ああ3巻がもうすぐ発売じゃないか、と気がつき慌ててこの2巻を読みました。
今回もありがちなシーンを読んでいかたと思えば、予想斜め上の展開ど真ん中。ふと「作者の罠」と注釈に書いてありそうな伏線のような物を見つけ、その先を想像して恐ろしくなったり。でも結局最後はなんだか面白かったなぁと適度な中身がある1冊でした。
最近のライトノベルはいくら何でも軽すぎるんじゃないかと思ったり、逆ももちろんありますが、とてもバランスが絶妙で、読んでいてもその後もしばらくはとても楽しいです。これほど良いバランスを保てる作品は本当に少ない。貴重な作品です。
1巻と比較するといささか余計なこと多くなっているのか(これの中に伏線やらありそうですが)、その分内容が軽くなったような感じもあります。しかし展開速度が違うのでこのあたりは許容範囲、これも計算済み?
このシリーズを読んで楽しかった人はほぼ確実に楽しめると思います。読む人を選ぶ度合いは中くらいでしょう。グロは一切ダメという場合はお勧めできませんが、そうでないのならはまるかぜひ試してみて下さい。
「紅」ワールド領域拡大中
★★★★★
今回の見どころは
燃えでは、戦鬼 VS ギロチン
萌えでは、真九郎と紫の心理描写
で決まりでしょう。
この「紅」、サイドストーリー的な位置付けだそうですが
はっきりいってこちらのほうが感情移入はし易いですので
「電波的な彼女」からでなく「紅」からでも十分ありかと・・・。
(もちろん両方読めばさらに面白くなること間違い無しです)
レビューにもありますが、「紅」が何と・・・アニメ化&漫画化するそうです!
モチのロンで描くのは原作も手がける山本ヤマト先生!(あの紫や夕乃さんが今度は絵で!?
今後注目されること間違いないと思うんでまだの方はこの機会に読んじゃいましょ!
2巻は“斬島”だったから3巻は・・・・“堕花”・“円堂”あたりでしょうか?
時系列が同じということは、いつかジュウと真九郎が出会う事もありえますよね?
3巻は9月以降発売予定だそうです・・・この先は「紅」から目が離せませんよー
夕乃さんもいいけど自分は紫ルートを一押しします! 夕乃や銀子に否定してるようですが
主人公の真九郎くんは紫が好きな時点でロ○コンに間違いなしかと・・・・同志だッ!(笑