応用がきくデザインで楽しみにしていましたが、なんと言っても型紙が錯綜していて分かりにくいです。
本の定価の問題でしたらもう少し高くてもいいのではっきりと分かりやすい型紙にしてほしいです。
　ハイレベルの方も居るでしょうがほとんどの人はがんばっている人だと思うのでマニアックなものより
広く普及することを目標にしていただけると助かります。今も格闘中です。

デザインはどれもシンプルで使い回しのききそうな物ばかりで、とても素敵だと思いました。
で、いざ作ろうと作り始めると説明が所々飛んでいたり、イラストがわかりにくかったです。他の型紙本で何着か作ったレベルの腕前なので、仕方が無いなと他の本を引っ張り出して作りました。
説明の分を型紙点数に裂いたんだろうと思える人にはお勧めだと思います。

ナチュラルでセンスがいいワンピ、チュニック、ブラウスが載ってます。

その名のとおり、ワンピースのパターンをベースにチュニック・ブラウスが
作れますが、基本のワンピースは
A　すっきり見えるAラインシルエット
B　”たっぷりギャザー”を着こなすスモックスタイル
C　ヨークで切り替えた人気のデザイン
D　レイヤードを楽しむキャミソールスタイル
E　ベーシックなシャツドレス
F　ハイウェスト切り替えのフォークロアテイスト
の6つ。

実物大型紙は7〜13号。

ソーイング初心者なのですが、ギャザーの寄せ方やミシンの使い方も
載っていて、非常に親切な本です。
またデザインも、そんなに凝っていないのですが、逆にそれが洗練されて
いるように思います。この本で、素敵な部屋着を作ろうと思います。

タイトル通り、基本となるワンピースパターンから
チュニックやブラウス（カットソー）やキャミソールなどが作れます。

単純に丈を短くする、という訳ではなく長袖、半袖はもちろん、
袖をフリルスリーブにしたり、カフスをつけたり、ヨークにフリルをつけたり、
基本は同じでもまったく雰囲気の違うものができるのでとっても新鮮です。
しかもこれらは型紙を修正する必要がなく、それぞれのパーツの型紙が用意されているので
便利です。
特に難しいテクニックも必要なく、中でも袖付けなしでまるで袖がついているようなデザインのワンピースはすぐにつくりたくなります。
基本となるワンピースパターンは６種類で、全部で２０種類のお洋服がのっていて
それだけでもボリューム満点ですが、
それぞれのパーツの組み合わせをかえる事も可能だと思うので
この本が１冊あればいろいろなデザインで作れそうです。