内容は非常に分かり易く、初めて学ぶ学部生にお勧めです。特に初めて学ぶ際に戸惑うことの多い、哲学的な量子力学の扱い方について比較的多く論じているので違和感なく勉強することが出来るのではないでしょうか。ただし、ブラケットベクトルについての記述が非常に少なく、突然現れたりしてスピン関係の話(ゼーマン効果など)は戸惑う部分が多いかも知れないので、ブラケットの扱いは他の教科書を用いて!学ぶと良いかも知れません。あと、何故表紙の絵が猫なのかは不明です(笑)