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天使と小悪魔

価格: ¥1,682
カテゴリ: CD
ブランド: EMIミュージック・ジャパン
Amazon.co.jpで確認
天才の誕生。ポップ音楽史に刻む、最初にして最高潮。 ★★★★★
世界には才能溢れたシンガーソングライターが何人もいますが、Kate Bushはその中でもブッ飛んだ孤高の天才だと思う。女性では勿論、その質と内容で男性でも比べられる者はいない。だからと言って奇才と呼んでしまうには才能がありすぎて…。

13歳の頃から書き溜めたという楽曲は優作揃い。メロディー的には全てシングルでも行けるぐらいクオリティーが高いと個人的には思うが、いくつかは歌詞が…。19歳にして、この内容は早熟というか、女を悟ったような内容はショッキング過ぎる。デビューアルバムの題名"The Kick Inside"からして…。
自ら弾く美しいピアノにサックスやハードロック調なギターを入れてみたり、電子オルガンやオーケストラを使ってみたり、音楽のジャンルにとらわれないアレンジもデイヴ・ギルモアの助けを借りてか天才的で完璧主義。メロディーはメロゥで美しいのに、歌詞の内容は80年前後に流行ったパンクっぽいがより詩的で洗練されてる。確かな音楽的才能に裏付けられながら、その枠組みをあえて壊して内面を曝け出すKate Bushを本当のパンクと呼ぶんじゃないかと思ったりします。褒め過ぎですが、音楽界のピカソにしてフロイト。真のアーチスト。当初、アイドル扱いされていたのは才能と歌詞の内容からも理解不能。

"Moving"(何が…)、"The Saxophone Song"(サックス…)、"Kite"(飛びますか…)、"Feel It"、"Oh To Be In Love"、"L'Amour Looks Something Like You"とかは若干官能女性ポルノ小説の世界。"Room For The Life"、"The Kick Inside"は熟すぎ。"Strange Phenomena"、レコード会社がデビュー・シングルに推していた"James And The Cold Gun"は、こんな若いのに男のエゴを見透かしてるような…。シングル"Wuthering Heights"、"The Man With The Child In His Eyes"は、珍しく乙女心も歌った詩も美しい名曲。

発売から30年以上経た今聞いても全く古くないどころかまだ新しい。その後の3枚の方がアルバムとしての完成度は高いのだろうが、溢れんばかりの才能を制御できなかったのか最も内容が散漫なアルバムだが、それが逆にバラエティーを与えていて何度聴いても飽きない。女の奥深い愛欲の世界を男として決して理解出来ないように、これからも永遠に飽きないんだと思う。
魔性の女 ★★★★★
最初の日本版のジャケットが妖艶で一番よろしおす〜っ。
中坊の頃Feel itのエロさにドキドキし、Man with‾のイノセントに心打たれた。
東京音楽祭で一度歌ってましたね。ヒースクリフ!
今聞いても新鮮な30年前の傑作アルバム! ★★★★★
デビュー作でこれほど完成度の高い作品を作り出してしまった天才少女。
久しぶりに聴いたけど、やはり凄い!!の一言に尽きる。

ちなみに「ローリング・ザ・ボール」の歌詞の中で

I love the whirling of the Dervishes  (訳)托鉢僧が回ってくるのが好き

とありますが、the Dervishes はイスラム教のメブレヴィー教団の修道僧のことです。
スカート風の長い衣装をまとい、音楽に合わせてクルクル回転する踊り(祈りの行為)が
有名で、日本語では旋舞教団といいます。the whirling of the Dervishes は この踊りを指します。

細かいことですけど、ちょっと気になったので。
ブッ翔んだデビュー・アルバム ★★★★★
まさしく"小悪魔"ケイト・ブッシュのデビュー・アルバム。「嵐が丘」を聴いた時はブッ翔びましたね。既成の音楽の概念を壊した癖のある曲構成と透明感がありながら小悪魔的な独特の高音と歌唱法。現在はさんまの「恋のから騒ぎ」のテーマとして使われているので、その番組用に作られた曲だと思っている人もいるようだ(家内の事)。

プロデューサは、あのP.フロイドのD.ギルモア。私はフロイドのファンなので、これにも驚いた。噂では、ギルモアは大分ケイト・ブッシュに入れ込んだらしい。そうでなければ、如何に才能溢れる個性派女性アーティストとは言え無名の新人のポピュラー・アルバムのプロデューサを引き受ける筈がない。

「嵐が丘」の他にも「ローリング・ザ・ボール」等"やみつき"になる佳曲が多い。文字通りの"小悪魔"の天使の囁きにノックアウトされる衝撃的アルバム。
THE KICK INSIDE! ★★★★★
 「THE KICK INSIDE」が本来のアルバム名です。当時日本版LPレコードのジャケットは彼女の美しい上半身フォトだったんですけれど、このCDのジャケットが英国で最初に発売されたときのオリジナルです。

 高音で透き通るようなボーカルは唯一無二の存在ですし、この盤にはとびきりの名曲が揃っています。
 明石家さんまさんの「恋のから騒ぎ」でオープニングテーマに使われている「嵐が丘」、デビューの頃時計のCMに使われた「Them Heavy People(ローリング・ザ・ボール)」(このCMには彼女自身が出演していました。おそらくこれが最初で最後)、1曲目の「MOVING」はおそらくどこかで耳にしているはず。

 ともかくソプラノでもロック?できる!という新鮮さが特に印象的でした。ロックという位置づけはちょっと違うという人もいらっしゃると思いますが、それだけ彼女の音楽は独特の世界観を創生しているので、ジャンル分けすること自体が似合わないと言えます。

 ぜひ聴いてみてください。30年近く経た現代でも新鮮さは全く失われていませんから。