何の為の本なのか?
★★☆☆☆
サンプルに合わせてプロパティ、メゾットの説明があったので
購入をしてみましたが。
実際に読んでいくと、一つ一つのつながりが無く
何をどうしたら、こうなるのかというのが、全くと言って良いほど
解らない本でした。
一つ一つが有益な情報だとしても、理解が出来ない内容では
困ってしまいます。
広く浅くという印象
★★★☆☆
以下は第一版のレビューである(2版以降があるのかは知らない)。
2010/04/30時点でAndroid ver.2系の日本語Android書籍としては唯一。
(2010/05/21 追記:2.1対応明記の新刊Android2.1プログラミングバイブルが出版されたようです。)
一応、Eclipseの設定から解説されているから、対象読者はAndroid初心者(Java経験者)ということになる。
内容は体系的ではなく広く浅くだから、これだけでは物足りないので、
Web等で検索して必要なテクニックを自身で探す必要があるだろう。
最近は日本の先人達による日本語での解説も、書籍が要らないくらい(巧く利用すれば実際要らない)充実している。
ここで個人のサイトを紹介することはできないが、いくつかはググればすぐに見つかる。
先人達には本当に感謝である。
体系的にAndroidプログラミングを学ぶには、Google Androidプログラミング入門が現時点ではベスト。
ver. 1.5時点出版の書籍なので情報が古い部分もあるが、2系でも使える知識も多く、
現時点で日本語書籍では選択肢が他にないと言ってもいい。
あと本書の本筋ではないが、本書内での加速度に対する記述(理解)が一貫して誤っている
(加速度センサーに関するコーディングの間違いではなく、加速度という物理量の次元や、極基本的な物理的意味を一貫して誤解して記述されている)。
力学の教科書ではないとはいえ、これは別の意味で大問題である。
基礎からでは
★★☆☆☆
Androidのアプリを基礎から作れるかと言えば、かなり原始的な開発手法です(レイアウトをコード内で作成しているところは特に)。
JavaやEclipseを知っていて、なおかつネットでandroid向け開発について検索できる人であれば、とっかかりとしてはいいんですがねぇ。
(かく言う私もかなりの部分はネット検索で情報を仕入れました)
基本書としては最高の一冊です。
★★★★★
本書を使ってアンドロイドを勉強し始めました。
eclipseとjavaをある程度わかる人には、アンドロイド基本書として最高の一冊だと思います。
実践的なサンプルが掲載されてるのは良いけど・・
★★★☆☆
アンドロイド本はこれで2冊目です。
アンドロイドの勉強がてらRSSリーダーを作ろうと思った時に、僕が知りたかったそのものズバリの動くソースコードが掲載されているので購入してみました。
ソースコードもサイトからダウンロードできるので、まだまだ情報が少ない現時点では重宝する情報も多く含まれております。
しかし、書籍としての体裁は褒められたものじゃありません。
この書籍は各章のはじめで完成時のアプリを紹介して、完成に向けて実装していく感じで説明されてはいるものの、説明の通りにコードを打ち込んで実行しても「○○のメソッドがありません」といったエラーが続出します。
どうしてそうなるかと言うと、説明に使ってるソースコードが「完成版からの切り貼り」で記載されているからです。この切り貼りはメソッド単位でコピペした感じで記載されているので、各章途中の段階で登場してないメソッドやクラスを呼んでることが多く、書籍では「ここで実行」みたいな感じで書いてますが実行しても未実装エラーが多発して実行できません。そして説明だけがどんどん先に進みます。
というわけで、書籍の主旨としては、説明を読みながらコードを打ち込みながらアンドロイドを勉強したいと思う人向けに展開されるものの、掲載されてるコードがそういう風に書かれていない残念な書籍です。
ただ、ダウンロードできる完成版コードはかなり参考になりましたので☆3つけときます。