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箸墓幻想 (カドカワ・エンタテインメント)

価格: ¥900
カテゴリ: 単行本
ブランド: 角川書店
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:内田康夫/著 出版社名:角川書店 発売所名:角川グループパブリッシング(発売) シリーズ名:カドカワ・エンタテインメント 発行年月:2003年09月 関連キーワード:ハシハカ ゲンソウ カドカワ エンタテインメント はしはか げんそう かどかわ えんたていんめんと、 カドカワシヨテン カドカワグループパフ 0946 かどかわしよてん かどかわぐるーぷぱふ 0946、 カドカワシヨテン カドカワグループパフ 0946 かどかわしよてん かどかわぐるーぷぱふ 0946 卑弥呼と邪馬台国の研究に生涯を費やした孤高の考古学者・小池拓郎が殺された。小池の死を待っていたかのように、箸墓古墳に隣接するホケノ山古墳では、邪馬台国の重要な手がかりと思われる銅鏡が発見され、考古学界は騒然となる。浅見光彦は、小池が寄宿していた当麻寺の住職から事件解決を依頼され、早春の大和路へ向かった。老考古学者が遺した一通の古い手紙と色褪せた写真-住職の
古代史のロマン横溢! ★★★★★
常々、日本では古墳の発掘が許されないのを疑問に思っていました。古墳には、古代史を書き換える発見がまだ眠っていると思うのですが。
しかし、それだからこそ成立したこの作品、古代史の謎と現代のミステリーが自在に交錯するこの楽しさは、そうした考古学的な(あるいはもっと別の)タブーがあるからこそとも思えました。
飛鳥の地を訪ね歩きたくなる本当にロマンあふれるミステリーでした。
歴史物の中では最高! ★★★★★
邪馬台国をテーマに扱い、作中で殺される考古学者が邪馬台国近畿説の信奉者であることから、本作を読むと、本当に邪馬台国は近畿(とりわけ奈良)にあったのではないかと思わせられる内容。まぁ実際のところは不明なんだろうけど、作中の舞台となっているホケノ山古墳が実在であり、しかも本作連載中にそこから大発見があったという偶然も重なって内容はかなり盛り上がった。とにかく日本の古代史好きにはたまらない内容になっている。
それと、本作で”神の手”の捏造事件の人物についてもちょこっと触れられているのだが、本作が刊行されたときには捏造の発覚はまだだったにも関わらず、まるで捏造してるんじゃねえのこいつ的な書き方をされているのには驚いた。
本作の事件の背景には、被害者の青春時代の人間関係がかなり複雑に絡んでいるのだが、そこはちょっと蛇足かな、と思った。純粋に日本古代史オンリーで話を作ってくれたらもっと面白かったのに、と思わないでもない。
本作のヒロインは当麻寺の住職の娘なのだが、このヒロインの積極ぶりもシリーズ屈指。これも見所。
古代の日本に想いを馳せて ★★★★☆
内田康夫の作品には伝説や歴史などが多く登場するが
今回は古代の日本。それも古墳である。
旅情があっていい。そして遠い日本に想いを馳せるのもいい。
もちろんミステリーとしても楽しめる。
ひとつの作品で何通りもの楽しみ方がある。
歴史に興味ある方はどうぞ! ★★★★☆
内田康夫さんの作品はこの作品に限らずバックに歴史的ものがあることが多い。そういう作品は当然のごとく歴史に関して少しは知っていないと面白味に欠けてしまうかもしれない。(その作品が縁で興味を持つことも多いかと思うけれど)

さてこの作品、邪馬台国伝説に興味があれば面白さ倍増だと思う。
最後にはン~!とうなってしまう結末も用意されていて楽しめた。

ただし最近刊行される浅見光彦シリーズ、数冊同シリーズの初期の作品を読んでいた方が楽しめる様に感じる。その点で★マイナス。

最近の浅見にない面白さ ★★★★★
最近の浅見シリーズでは珍しく面白い。

最近の浅見シリーズはどんどんつまらなくなっているように私には感じられた。では、昔の浅見シリーズの何が面白かったかというと、
1.話
2.土地の雰囲気
3.浅見と登場人物とのほのかな恋愛
という3つが主にあったと思う。
しかし、最近のシリーズでは、このどれもなくなってしまった。

一方で、この箸墓幻想には、この全てが含まれている(まあ、ちょっと3には無理があったように感じたけど)。
ということで、久しぶりに面白かった。

小説の舞台になっている奈良に出かけたくなりました。