知りたがりやのアンガスは自分と同じ家にすむ猫に興味を持ち追いかけまわします。はじめは、猫なんてやっかいものだと思っていたアンガスも、猫が窓の外に逃げてその姿を見つけれずにいるとなんとも物足りない寂しい気持ちになります。そしてその猫が再び姿をあらわし時にアンガスはとても嬉しくなり、その気持ちは猫にも通じます。色を抑えた挿絵と無駄のない語り口がすばらしい絵本です。