いい話は時代遅れにならない。
★★★★★
50年以上前に書かれた絵本。
絵のタッチも時代を感じます。
この絵本には2篇お話が入ってるんですが、どちらもなかなか泣けるお話。
最初の、おかあさんのたんじょうび、ってお話を紹介します。
ダニーという男の子は、お母さんの誕生日に何を贈ろうか考えます。
で、贈り物を探しに行くと、色んな動物に会い。
にわとりから卵を、
だちょうから枕に使う羽を、
ヤギからチーズを作るちちを、
ひつじから毛布を作る毛を、
牛からは牛乳を、あげるよ、と言われたんですが、どれも、「もうあるの。」と断ります。
で、最後に森に住んでいるくまのところに聞きにいくことに。
くまは何もあげるものがなかったんですが、良いことを教わりました。
ピョンピョン跳ねながらお母さんのところに戻り、ダニーはくまに教わったことをします。
おかあさんの首に抱きついて、ほおずりを。
いい話です、、、、。
とってもいい本です。
★★★★★
言葉がきれい。無駄のない言葉と繰り返しのフレーズを続けながら、物語がどんどん膨らんでいく。リズム感もよく、ページをめくっていくドキドキ感も持続します。
良本!
絵もきちんと描かれていますよ。
3歳になってから読みました。我が家の岩波の子供シリーズデビュー本です。
お母さんへの愛のお話
★★★★☆
『おかあさんのたんじょう日』と
『おかあさんのあんでくれたぼうし』の二話が入っています。
二話とも、子どもがお母さんを思う愛が描かれていて
心があたたかくなります。
私は、『おかあさんのたんじょう日』のラストで
男の子がお母さんの首に、ぎゅっと抱きつく場面で
ぐっときました。
母の日にはコレで決まり
★★★★★
…お母さんの誕生日に何をあげようかしら?ダニーぼうやは考えあぐねて
めんどり、がちょう、やぎ、ひつじ、めうしにたずねますが、”それは、もうあるの。”
そこで、森のくまさんがとっておきのプレゼントを教えてくれました。さてそれは?…
おかあさんだいすきをテーマに、’おかあさんのたんじょう日’と
’おかあさんのあんでくれたぼうし’(すえーでんの おはなし)絵・大澤昌助
の2話を光吉さんが訳・編している古典絵本です。
マージョリー・フラックさんのシンプルな絵は、これぞ良い絵本のお手本ですよね。
とっても小さなお話なのに、思わず胸がキュンとなっちゃいます。さすが大御所の仕事です。
お母さんを思う気持ち
★★★★★
2年生と2歳の子を持つ母親です。二人の子供に読み聞かせをしました。お話が短編で2話ありとても読みやすいです。
上の子2年生が、『主人公はお母さんに何をプレゼントするのだろう?』と思わず声を出してしまうワクワク感があったみたいです。
最後、思わず読んだ私の方がテレてしまったのですが、母と子の絆を深く感じさせられました。幼い頃の子供のお母さんに対する純粋な気持ち、いつまでも宝物にしたいです。