スタンリーはこの編成
★★★★★
まず リマスターが凄い! ドラムとベースに関しては 新録音と大差無いレベルまで改善されている。 特にジョージ・タッカーのステディだけど 景気良く SWING♪ するベースの音が 気持ち良いすね〜っ 何故か サックスの音は昔から スタンリーの音源は ほど良いエコーが いつも かかっている凄いキレイに録音されているんだね。余程 出音に気を使ってたんだよね 多分 自分の売りはテクニックでも フレージングでもなく ひたすら磨き込まれた出音と 一音一音大切に表現する事だと自覚していたんだね。よくスタンリーのプレイについて「豪快」と表現される事が多いけど ワタシ的には 彼ほど 繊細に音を出す人は 同時代ではキング・カーティスくらいしか思い浮かびません。コルトレーンも五十年代までは 相当 キレイな音出していたけど やっぱり 速いパッセージ吹く時は フィンガリング優先だと思う。最近の人じゃあ デビット・サンボーンが近いかな 彼はアルトだけど。スタンリーは六十年代後半以降は ギターやら オルガンやら入る音源ばっかりで 確かにスタンリーのファンキーてか ソウルフルな面は 他の誰にも真似出来ないでしょうが、そんなもん「ミッドナイト・ブルー」一枚で十分満足!(暴言か?(笑)) ワタシ的に 一番好きな フォーマットは ファンキーでリズムの良いピアノとの共演じゃあないかと思っています。レス・マッキャン、スリーサウンズ、このホレス・パーランと来たら、次はやっぱり… ラムゼイ・ルイスでしょ! 聴きたいよね、当然 アコピのトリオでさ、絶対 カッコイイはず、ロイ・メリーウェザーも合いそうだけど 最近 ジーン・ハリス・トリオと共演したライブ盤聴いたけど めちゃめちゃ格好良かったんですよね さすがだなと。(とほほの助)
豪快で屈託の無いテナーサウンドの魅力
★★★★★
スタンレー・タレンタインのテナーサックスのサウンドは一度聴いたら忘れられない豪快さとストレートで屈託がないジャズの本流を感じさせる魅力を兼ね備えている。ブルースフィーリングに満ちたメロディラインや見事なタンギングによる歯切れのいいフレーズは安心して聴けると同時に古きよき時代のジャズの気分に浸らせ、喜びと勇気を与えてくれる。本アルバムはそうした中でもタレンタインのよさが十分に引き出された内容になっており、選曲もよく、ブルースとバラードの両方が楽しめる。Look Out、Tin Tin Deoといったハードでレイジーなものや Journey Into Melody、Yesterdaysといった歌ものに見るソフトで繊細な表現力など聴きどころ満載だ。同時代のショーターやヘンダーソンの革新性もいいが、オーソドキシーの美学も捨てがたい。
豪快で屈託の無いテナーサウンドの魅力
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スタンレー・タレンタインのテナーサックスのサウンドは一度聴いたら忘れられない豪快さとストレートで屈託がないジャズの本流を感じさせる魅力を兼ね備えている。ブルースフィーリングに満ちたメロディラインや見事なタンギングによる歯切れのいいフレーズは安心して聴けると同時に古きよき時代のジャズの気分に浸らせ、喜びと勇気を与えてくれる。本アルバムはそうした中でもタレンタインのよさが十分に引き出された内容になっており、選曲もよく、ブルースとバラードの両方が楽しめる。Look Out、Tin Tin Deoといったハードでレイジーなものや Journey Into Melody、Yesterdaysといった歌ものに見るソフトで繊細な表現力など聴きどころ満載だ。同時代のショーターやヘンダーソンの革新性もいいが、オーソドキシーの美学も捨てがたい。