ビタミンB3が効くメカニズムがわかります
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食事で治す心の病Part1に比べて、この本には、外国の研究者によるナイアシン(ビタミンB3)が統合失調症に効果があるメカニズムが書いてあります。
多くの海外の研究者の研究発表が引用されているので、この一冊で、大体の統合失調症の発症のメカニズムや、栄養による治療のメカニズムが理解できます。
今の医学では、ドーパミン仮説が有力視されていますが、ナイアシン治療は、アドレノクロム仮説(神経伝達物質のアドレナリンが関係している)に基づいた治療方法です。
私は軽度の統合失調症ですが、ナイアシンの効果は、感じられます。
トランキライザーよりも、安全で、しかも効果があるように思います。
重度の統合失調症の方は、なおさら効果が顕著ではないでしょうか。
この、栄養が精神病に関わるという考え方は、医学界では、排除される傾向にあるようですが、私は、この考え方は、精神病の方に大きな光になるように思います。