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空へ─救いの翼 RESCUE WINGS─ コレクターズエディション [DVD]

価格: ¥6,090
カテゴリ: DVD
ブランド: アミューズソフトエンタテインメント
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平成版「燃ゆる大空」は、命を救う作品。 ★★★★★
本作は平成版の「燃ゆる大空」だろう。同作は1940年に東宝の超大作として公開されたが、ホンモノのドッグファイトに魅せられて招集され、命を落とした若者が数多くいた。確かに現代に観てもカッコいいのだから無理もない(トップガンよりも確実にカッコいい!好きな方必見)が、パイロット養成を通じて描いたのは「いかに国のために散るか」であった。対して本作は「いかに命を賭けて命を救うか」が真摯に描かれており、見事な出来栄えだ。本作を観て女性救難隊パイロットの志望者が増えれば、それはとても良いことだと思う。主演の高山侑子は、本作にしろ森岡組の大傑作である「女の子ものがたり」にしろ、演技する「眼」に力がある女優だ。撮影当時は15歳!だったのだが、立派に23歳に見えたし。これから大成するかもしれないね。高山の父親は自衛官で、今回の役と同じ救援隊に所属していたが、訓練中に殉死されたという。父親の魂が娘を引っ張ったのだろうか・・・。全体的にドキュメンタリーっぽい作りなので、うそっぽく見えなかったのも手塚監督の手腕だろう。三浦友和、木村佳乃、中村雅俊など実力派俳優たちが脇を固めており、ドラマとしても成立していることも良い。それから何といっても加藤雄大撮影監督による豪快な撮影が魅せる!メイキングを観ると救難シーンのほとんどは陸地に近いところで行われているのだが(まあ映画なので当たり前だ)、作り物とは感じさせないド迫力で堪能させてくれる。特典ディスクはそのメイキングと、横須賀基地での記者会見などが収録されており、ぜひこの2枚組をお勧めしたい。できればHDで観たい作品なので、角川さんよろしくお願いします。星は5つ。
命を救う翼、UH−60J ★★★★★
こんな良質な作品を観逃していたなんて不覚でした。
航空自衛隊・航空救難団に所属し、UH−60Jを駆る女性パイロット・遥風達の物語ですが、何より驚いたのは登場する機体がほぼすべて実機ということ。

洋上迷彩が眩しいUH−60J、2009年に退役し、今は見ることができないV−107A(冒頭、狭くて暗い小学校の校庭に着陸するシーンは迫力!)、流麗なラインのU−125A、そして小松基地所属のF−15J(空戦訓練のシーンはため息物の美しさ)。これらが全編に渡って活躍するのですから航空機ファンには嬉しい限りです。また、終盤には海自の護衛艦「はるさめ」も登場します。
これら魅力的なメカニックに加え人間ドラマも丹念に描かれていて、見ていて飽きることがありません。

遥風を演じる高山侑子さんのお父様は、実際に救難飛行隊の隊員だったそうで(殉職されたそうです)、何やら運命みたいなものを感じてしまいますが、高山さん自身もひたむきな遥風をまっすぐに演じています。そんな人間ドラマの中に、UH−60Jをはじめとするメカニックが『舞台装置』ではなく『俳優』として存在していて、それがこの映画を特別なものにしているように思います。特に、救えなかった人命を思って遥風がハンガーで苦悩するその傍らで、寄り添い、励ますようにたたずむUH−60Jの姿は涙を誘います。

コレクターズエディションにはメイキング映像の他に実際の航空救難団の映像や航空機名鑑、用語集なども付属します。通常版と比べて値段もそれほど高くはないので、こちらの方がお得です。

派手さはありませんが、実力ある監督・スタッフ・俳優達によって丹念に作られた良質の日本映画だと思います。未見の方はぜひご覧になってください。眼鏡っ娘整備員も活躍しますよ!

本編ディスクには大満足。しかし・・ ★★★☆☆
特典ディスクが期待していた程でなく、少しがっかりしました。
安い通常版で十分満足できる作品ですね。
面白いが、・・・。 ★★★☆☆
ストーリー、スケール、結構いける。
でも、キャスティングに…。

主演の高山さんは新人で、初主演。
お父様がメディックで殉職されたとのこと。
因縁を感じますが、こと演技についてはこれから期待したいですね。

それにしても、製作、配給会社ともプロモーション下手すぎ。
もっと話題になっていてもいい作品です。

レスキュー、自衛隊関係に興味ある方のみならず、実動部隊をモデルにしているので、このような活動をしている人々がいることを知ってほしいですね。
いい映画です。みんな、観てね。 ★★★★★
特撮映画ではお馴染み、手塚昌明監督作品ということで買ったのだが、やぁ〜いい映画だなぁ。どんな分野であれ、プロフェッショナルは尊敬しちゃうんですよね。
航空自衛隊・航空救難団のお話で、派手なスペクタクルなど作り物めいた設定は一切なし。むしろ隊員の日常と救難ミッションの有様を淡々と写し撮っているところが却って素晴らしい。これなら、自衛隊も全面協力を惜しまないだろう。政治的なこと抜きで自分たちの仕事を真面目に取り上げてもらったら、励みになろうし、誇らしく思うんじゃないか。残念ながら興行成績の方はあまり芳しくなかったらしいけれど、DVD買って、みんな観てね。で、同じ買うならコレクターズ・エディションです。現職の自衛官の談話とか実際の救難現場のドキュメント映像も付いて、感動もひとしおというもの。
なお、主演の女の子(高山侑子)は実年齢16歳らしいんだが、身長が165cmあるので劇中設定(23歳の救難ヘリ・パイロット)にも違和感ないし、可愛いというより凛々しい面立ちでこちらも◎。ほかのキャストも三浦友和、中村雅俊、木村佳乃といったところが重要な役で脇を固めております。派手さはなくとも、じんわり沁み入るような佳作でしょうか。

軍用機専門誌『航空ファン』2009年1月号は、巻頭グラビアで本作を紹介するとともに映画のハイライトシーンやメイキングを収録したDVD付き。この付録DVDを観ると、映画公開時には演出・編集上の判断でカットされたらしい音声が残っていたり、メイキングにもコレクターズ・エディション版と異なる映像があって、ちょっと得した気分になりました。既に品薄のようですが、頑張って探して一見されるようお薦めします。(5/9追記)