入門編とはいえ、役に立っているのでしょうか?
★★★☆☆
出演者はのび太のほか、本書かぎりのキャラクターであるマイク(男性)とパティー(女性)。ドラえもんもしずかちゃんも出てこないし、秘密の「道具」も出てこない。ドジな主人公というだけであれば、のび太でなく、例えば「ちびまる子ちゃん」でよかったのでは? とつまらない突っ込みを入れたくなります(笑)。声もアニメののび太とは違います(なよなよっとしたところは、ちょっと感じは出ていますが)。
英語教材としては、日本語の会話部分がほとんどで、英語そのものに耳が慣れるとは思えません。ただし、子どもたちにとってはストーリーが簡単で、織り交ぜられているギャグが面白いようで、車の中とかでも結構楽しそうに、いつまでも聞いています。普段からドラえもんの学習漫画シリーズをよく読んでいるため、本書(漫画)の方もよく読んでいます。
なお、下巻も日本語部分が多いという傾向は変わらず、英語学習のスタートとしてはいいのかもしれませんが、・・・。