あっぱれ!
★★★★☆
確かにアホだ、マニアック過ぎじゃ、三国無双やJOJOやミクシイ等、知らない人にはわからない部分が多すぎるだろ…。
しかしそれをあくまで最後まで押し通す潔さは、逆にあっぱれ!おそらく記載されている何倍何十倍と味わったであろう苦労と驚き、経験に思いを馳せると、それでも「アホなオタク」から譲ることなく一歩も変化なし、という「漢(おとこ)」ぶりにほとんど頭が下がる思いです。
私としては大笑いしただけでなく、個人的に長年の中国ファンとして、これを読んで三国志を読んでみようと思った人がいっぱいいたらしいことや、現在の中国に好感を持ってくれた人も少なくなかったであろうことに感謝!
ただ、太字や大文字が多すぎるのにはいささか辟易…、そんなことしなくてもチャーンと読者は読み落とすことなく全部拾ってくれると思うのだけど…。
面白いけれどもためにはならないかな?
★★★☆☆
面白いです、確かに。ネタバレがあるので書きませんが、多かれ少なかれ地方都市巡りの旅行ってこんな感じかな?という感じです。信者と言えるほど好きな人にはたまらない本、そうでない人には面白い旅行記、買うほどかといわれれば私は信者の方の推薦で買いましたがそうでない方には大きな図書館でどうぞ、って感じです。
30代向け
★★★★☆
生まれた年が近かったので、記載内容に笑える部分もありましたが、
逆にその年代をはずすと面白みがかなり欠けると思いました。
少なくとも、光栄の三国志、三国無双をやったことがなければ、
作者に共感できる部分が少ないかもしれません。
中国旅行記や観光ガイドとしては、つかえません。
三国志好きなら見るべし
★★★★★
世代的には20代後半〜40代前半の方にオススメかな
本当に三国志が好きなら、また、ユーモアのある方なら面白く読める。
三国志演技ファンにはみんな、ひいきのキャラがいるので、なっとくできない解釈もあろうが、
まぁ気にせず楽しむのが、世渡り上手な三国志ファンのスタイルである。
この本を読むなら、三国志系ゲーム、三国志マンガ、三国志小説を経験してからが、良い。
っていうか経験してからじゃないとダメ。だと思う。
しりあがり寿がイラストなのもgood!!
ん〜・・・偏りすぎたか、さくらよ。。。
★★★☆☆
作者のすべての作品を読ませていただきましたが、この三国志男は読者を限定してしまう物かと。。
『インドなんか(2冊)』『中国初恋』の場合は、なんの知識がなくても、日本人の持つ一般的な常識があれば、
爆笑できるのだが、この作品は、三国志ファンであっても、「ああ!ここがそうか!知ってる知ってる!」ってとこと、
「あれ?こんな将軍出てきたっけ?こんな場面あった?」ってとこもあるので、一貫しての爆笑が出来ない。
なおかつ、三国志は複雑な歴史であるが故、説明が必要だし、説明しなければわからないし、説明が長くなってしまう。
説明が長くなれば、そこではボケられないので、笑いたくて読んでいる読者は、やや不満になるかもしれません。
それともう一つ。中国での歩き方を、歴史に沿った順番の歩き方にしていただきたかった。
もしくは、どう歩いてもらってもよかったけど、歴史どおりの順番で書いてほしかった。
さかのぼったり、めちゃくちゃ進んだり、自分の三国志の記憶がこんがらがってしまいます。
次回作も期待していますよ。もうインドには行かなくてもいいですが。