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アメリカ20世紀史

価格: ¥3,570
カテゴリ: 単行本
ブランド: 東京大学出版会
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:秋元 英一 著 菅 英輝 著 出版社名:東京大学出版会 発行年月:2003年10月 関連キーワード:アメリカ 20 セイキシ ニジツセイキシ あめりか 20 せいきし にじつせいきし、 トウキヨウダイガクシユツ 5149 とうきようだいがくしゆつ 5149、 トウキヨウダイガクシユツ 5149 とうきようだいがくしゆつ 5149 帝国への発進、国際秩序形成の主役、そしてヘゲモンへ外を向くアメリカを支えた、内なるアメリカとは外交政治史と社会経済史を統合した初めての20世紀アメリカ通史。 第1章 革新主義と帝国主義 1898‐1920年第2章 「国際平和」の間奏曲 1920年代第3章 大恐慌とニューディール 1930年代第4章 第二次世界大戦と戦後体制の構築 1941‐45年第5章 冷戦体制と大衆社会 1945‐60年第6章 ヴェトナム戦争と諸権利獲得のための運動 1960年代第7章 危機の時代とレーガン革命 1970‐
1冊で2冊分の効果がある信頼できるアメリカ史概説書 ★★★★★
本書は、「米国の世紀」と言われた20世紀の米国の発展を歴史的に検証したものである。米国は20世紀に帝国へと発進し、二度の世界大戦と大恐慌を経て国際秩序形成の主役=ヘゲモニー国家へと成長した。20世紀の米国は外へ大きく関心を向けていったが、それを支えた内なる米国もまた、大きな変化を経験した。本書は20世紀の米国を8つの時期に区分し、日本の代表的な外交政治史家である菅英輝教授と社会経済史家である秋本英一教授が、1890年代後半から21世紀に至る百年余りの米国外交政治史と米国社会経済史の通史を叙述する「オムニバス方式の20世紀アメリカの歴史書」である。しかも、米国を外と内から統一的に解釈しようとする意欲的な概説書である。これは今までの研究書ではあまり見られなかった非常に斬新なアプローチであり、本書一冊を読めば、20世紀の米国外交政治史と米国社会経済史の通史二冊分を読んだことになる。本書は一次史料による史実の再構成を踏まえるとともに、最新の研究成果を摂取している。また、本書では非常に数多くのグラフ、表、地図、写真などヴィジュアル資料が用いられている。巻末の「アメリカ20世紀史 文献目録」は日本語文献を中心に、基本的文献が網羅されており、各文献に簡単な説明も施されている。さらに、「アメリカ20世紀史 年表」「事項索引」「人名索引」も充実しており、20世紀アメリカ通史として非常に信頼のおける書物である。

本書の最大の特徴は、外交政治史家と社会経済史家が歴史を通時的に描く太い縦糸と、8つの時代区分という横切りによって共時的に描く太い横糸という二つの側面から、20世紀の米国史の特徴をマクロ的に描いていることである。本書のスケールの大きさと斬新なアプローチはとても魅力的なものである。大学生や研究者のみならず、現代の米国に関心のあるすべての人に薦めたい必読教養書といえる。

外交・社会・経済に焦点を当てた良書 ★★★★☆
本書は各章ごとに外交と社会・経済の両面から、時代ごとに記述されている。
内容は結構高度で少々難しいが、アメリカの20世紀の歴史について詳細に記述されていて、素晴らしい。
時代ごとに重要なトピックを取上げているので、その時代を理解するには最適だ。

ただ、特定の問題を通史的に取上げているわけではないので、そういうのはあまり期待しない方が良いでしょう。
でも、けっこうな良書だと思います。