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古写真で語る京都―映像資料の可能性

価格: ¥2,799
カテゴリ: 単行本
ブランド: 淡交社
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珍しい古写真を使用しながら往時の京都の姿を検証した書籍 ★★★★★
本書は「京都を写した古写真の資料化をテーマとする論考をまとめたものです」と、あとがきに書かれています。
広く一般市民が保存している古い写真のデジタル化を進め、それぞれに考証を重ねて資料化していく過程は利用者にとっては有り難く、明治の京都の姿がまざまざと蘇ってきます。

本書に掲載されている写真とその説明の文章を読み進める内に知らない時代の事柄を理解できるように書かれています。
今はなき京都国技館の写真を始め、明治時代の新京極、京都市役所、京都帝国大学、京都停車場、平安神宮など珍しい景観の写真が収められています。当然当時の人々も着物姿やクラシックないでたちです。小学校の卒業時の集合写真は時代の変遷、服装の変化を浮き彫りにしており、子供のファッションの変化もうかがえるものでした。

136ページのコラムに書かれていましたが、丸物百貨店の屋上に設置された高射砲の写真は戦時の姿を彷彿とするもので、貴重な写真だと思います。現代人が知る由もない往時の姿を確認するためにもこのような古写真の保存方法の研究は深めていってほしいですね。

章建ては、幕末の写真師 大坂屋与兵衛、開化の造形としての軽気球、明治期京都の名望家と行政 家別文書に含まれる古写真の保存と活用をめぐって、観光と写真 明治期の写真集にみる京都、小学校卒業写真から見る服装・風俗の変化、アルバムを作るということ 京都市地域における古写真伝来の一様相、京町家のオモテ・ウラ、そしてオク、京都写真史についての試論、民俗芸能研究と写真、古写真の保存と活用、となっています。