彼女のアルバムの中で一番好きかもしれない。
「パリ」というよりは「バカンスの昼下がり感」ったぷり。
色でたとえるなら褪せたピンク色のような世界観。
少女っぽい浮遊感と女性の刹那の側面を見せるこのアルバムは
何年かたって聴いても違う色で聴ける不思議なもの。
素敵な時間を演出するBGMであってこそ、
クレモンティーヌのいいところだと思う。

日本でカフェラテのCMソングにもなった「ジェレミー」は
日本人に憧れのフランスを強烈に印象づけた一曲。

ジャレミーは、当時ジョディフォスターさんが
カフェラテのCMに出ていた時、流れたいた曲です。
ジョディとカフェラテ、そしてクレモンティーヌの声が
うまくマッチしてとても印象的でした。
この曲がきっかけてクレモンティーヌを聴くようになり
何年も経ちましたが、いつまでたっても褪せない魅力の
アルバムです。日本人アーチストとのコラボレーションが
かえって素敵に仕上がっていて、”フレンチポップス”
といった感じ。聴きやすいです。