これもやさしい人物画同様人物画の指南書と言えば…くらいの扱いをされている本。
立体を理解してから読むとなんと便利な本なんだろう！
と関心した覚えがあります。
この本は絵師なら一冊は持っておいて損はないですよー＾＾

寺田克也ももってたらしい。僕ももってた。骨と肉とそのつながりをしって、人を眺めてみましょう。

人体表現の基礎となる人体構造の知識、骨と筋肉の仕組みを豊富な図版と明快な文章により解説してあります。

内容がとても充実しています。これを読んでいけば骨や筋肉などが理解でき、人物画を描く上でとても役立ちます。ただこれもデッサンの基礎ができている人向けです。

美術解剖の書ではこれが一番ではないでしょうか。図も豊富でわかりやすいです。たとえば腕の筋肉にしても、正面から、背面から見た図はもちろん、側面、内側、腕を回内した時、回外した時、などいろいろな状態をいろいろな角度から描かれており、理解しやすいうえに立体認識もしやすくなっています。ちなみに、洋書ですが、氏の『Ｄｒａｗｉｎｇ　ｔｈｅ　Ｌｉｖｉｎｇ　Ｆｉｇｕｒｅ』もオススメ。「やさしい～」が基本編だとしたらこちらは応用編といったカンジです。

趣味で油絵を描きます。マンガを描く人にも有益な本だと思いますが、美大受験を目指す人達にも有益なのではないでしょうか。ぜひ『学習参考書』分野にもこの本を紹介してあげて欲しいと思います。
医大生が読む分には、易しすぎると思いますが…。

筋肉、骨格を忘れずに。

美術界坊主は良いなあ。美術解剖図ね。何より見ていて楽しいからなあ。この本は本屋で立ち読みして衝動買いしました。彼の本ではＤｒａｗｉｎｇ　Ｔｈｅ　Ｌｉｖｉｎｇ　Ｆｉｇｕｒｅもオススメ。洋書なので僕はａｍａｚｏｎで買いまった。

寺田克也も使っていた（ソース：ペインタボン）美術にかんしての解剖図です。内容は全然やさしくないですよ。骨格・筋肉のつながりなど一通りはＯＫ

全編モノクロですが、グレー諧調のデッサンによる図版の他に、ボールペン画のような線画の図版もある。 印刷がきれいだし、すっきりとした紙面で見やすいです。