アラン・リーの挿絵の素敵なことは勿論ですが、物語そのものも神話というよりも英雄譚といった感じで、米英のファンタジーに影響を与えているのがよく分かります。 訳文は現代的ではありませんが、物語の雰囲気をよく捕らえていると思います。